【フジノウェーブ記念】ソルテ南関に敵なし7連勝!次走はJRA勢と対決へ

2月24日(水)に大井競馬場で行われた南関東重賞・第7回フジノウェーブ記念(S3)(4歳上 別定 重賞競走 1着賞金:1300万円 ダート1400m)は、吉原寛人騎手騎乗の1番人気・ソルテ(牡6、大井・寺田新厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.25.5(良)。

2着は2馬身半差で3番人気・ドレッドノート(セ8、大井・橋本和厩舎)、3着は4馬身差で8番人気・コウギョウダグラス(牡9、大井・松浦裕厩舎)が続いて入線している。

内からワールドエンドがダッシュ良く先手を奪い、昨年の覇者セイントメモリーが2番手。その直後、ソルテは3番手につけてレースを進める。ドレッドノートは12番手、コウギョウダグラスは13番手と後方待機策をとり、最後の直線に勝負を懸ける。
3、4コーナーの中間地点で早くもソルテが先頭に立ち直線に入る。直後からサトノタイガーが並びかけてくるが、追い出されたソルテはこれを突き放す。外からドレッドノートが勢い良く追い込んで2番手に浮上するが前との差はなかなか詰まらない。3番手は粘るサトノタイガーにコウギョウダグラスやサトノデートナ、ブルーチッパーなどが追い込み大混戦。しかしその後続を尻目に、ソルテが先頭でゴールを駆け抜け重賞6連勝を決めた。

勝ったソルテはこれで南関東重賞を6連勝、昨年3月からの連勝を7に伸ばした。昨年の当レースでは大外枠から流れに乗れず12着と大敗していたが、今年は3枠6番という好枠からスムーズにレースを運び、ここ数戦と同様に他馬をねじ伏せるように突き放した。次走はかしわ記念(Jpn1)を予定しており、南関東を代表するマイラーがJRA勢相手にどのような競馬をできるか注目だ。
馬主は(株)フロンテイア、生産者は新ひだか町の下村繁正氏。馬名の意味由来は「運」。

【吉原寛人騎手のコメント】
「毎度のことですが、連勝できてほっとしています。馬は仕上がっていて、本当に落ち着いていたので自信を持って乗ることができました。勝負どころで後ろから馬が来たときにガツンとハミを取ってしまったのですが、馬の気持ちを優先していきました。馬が、ここで上がっていけば良いんだと、競馬をわかっていて、ハミを取って最後まで気を抜かずに走ってくれました。強かったですね。連勝を止めずにかしわ記念に向かいたいなと思っていたので、ここをとりこぼさずに勝ててよかったです。

今日は大井競馬場に来ていただきありがとうございました。ソルテはかしわ記念という大きな舞台に向かっていくことになります。ぜひ、応援よろしくお願いします」

ソルテ
(牡6、大井・寺田新厩舎)
父:タイムパラドックス
母:ヒノデモンテローザ
母父:マルゼンスキー
通算成績:30戦13勝
重賞勝利:
16年フジノウェーブ記念(S3)
15年ゴールドC(S2)
15年マイルグランプリ(S2)
12年ハイセイコー記念(S2)
15年サンタアニタT(S3)
14年京成盃グランドマイラーズ(S3)
14年川崎マイラーズ(S3)
13年ニューイヤーC(S3)

ソルテ

ソルテ

ソルテ

ソルテ

騎乗した吉原寛人騎手 南関東での期間限定騎乗は26日(金)までとなっている