トピックスTopics
ドゥラメンテが貫禄のV 記録ずくめのミルコ「いろんなタイトルを獲りたい」
2016/2/28(日)
●2月28日(日) 2回中山2日目11R 第90回中山記念(G2)(芝1800m)先週のG1・フェブラリーSに勝るとも劣らない大歓声に包まれた中で行われた第90回中山記念。昨春のクラシック2冠馬ドゥラメンテ(牡4、美浦・堀厩舎)が、断然の1番人気に応えてトップでゴール。格の違いを見せ付けた。
久々のレースということもあってか、道中はやや行きたがる面も見せたが、鞍上のM.デムーロ騎手は焦ることなく冷静に愛馬をリード。4コーナー手前でいつでも抜け出せる体勢を作り、直線のラスト1Fで堂々と先頭。最後はアンビシャスに差を詰められたものの、着差以上に強い内容で世代最強馬がターフへ戻ってきた。
「直前の追い切りに乗って、この馬のすばらしさを再認識していたが、ほんと強い」と、鞍上も舌を巻く強さ。「久しぶりのレースだっただけに、少しうるさかった。それに、ダービーの2400mを走った後で、1800mはちょっと短いかと思っていたよ。でも、スタートが良かったし、いいポジションで運べた。直線に向いたときもいい手応え。早く先頭に立ったので、物見をしたね。少しはらはらしたけど、心配いらなかった。ファンが多い馬。いつも応援してもらえ、とてもうれしい」と会心の笑顔を見せた。
また、この勝利はJRA通算500勝、更に重賞騎乗機会5連勝というメモリアルV。「これがJRAの500勝だとは知らなかった。重賞の連勝も延ばせたし、ほんと良かったよ」と最後まで主役は笑顔。「これからいろんなタイトルを獲りたい」と口にしたが、気になる今後について、オーナーであるサンデーレーシングの吉田俊介代表は、馬の状態を最優先に「使うとしたらシーマクラシック。凱旋門にも行かなくてはいけない馬」と海外遠征を示唆。その豪脚で世界制覇へ挑むことになりそうだ。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/11/12(水) 【エリザベス女王杯】叩き2戦目で充実一途!アドマイヤマツリが課題を克服し牝馬の頂点へ!
- 2025/11/9(日) 【アルゼンチン共和国杯】驚異の粘り腰!ミステリーウェイが逃げ切り重賞初V
- 2025/11/9(日) 【みやこS】ダート界注目の女傑へ!ダブルハートボンドが重賞初制覇!
- 2025/11/9(日) 【エリザベス女王杯】出走馬格付けバトル!女王に輝くのはうら若き乙女か、経験豊富な淑女か!?
- 2025/11/10(月) 【2歳馬情報】ヴィクトリアマイル波乱の立役者・テンハッピーローズの妹などがデビュー!
- 2025/11/8(土) 【アルゼンチン共和国杯】東京芝で連対率83%!?紅一点の牝馬が重賞初制覇へ
- 2025/11/8(土) 【アルゼンチン共和国杯】タフさが求められる舞台は切れ味不問!『激走ポジション』からグイッと伸びる1頭!
- 2025/11/8(土) 【アルゼンチン共和国杯】2度あることは3度?4度?いやもっとある!軸にピッタリなジョッキーに注目!






