【POG】1番人気のティールグリーンが直線の競り合い制す…中山新馬

3月5日(土)、2回中山3日目4Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・ティールグリーン(牝3、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.7(良)。

2着には2馬身差で6番人気・ロマンティックサン(牡3、美浦・古賀史厩舎)、3着には5馬身差で8番人気・オートシャンティ(牡3、美浦・和田雄厩舎)が続いて入線した。

かなりばらついたスタートで、サンビンセンスやシフクは後方から。先手を取ったのはロマンティックサン。2番手にティールグリーンがつけて、直後からシゲルヒメコダイ。外には新人・菊澤一樹騎手が手綱をとるモエルオンナとオートシャンティが並んで追走。先団は比較的かたまったが、馬群は縦長で3コーナーを回っていく。
直線に入るとロマンティックサンがリードを2馬身取って逃げ込みを図る。すぐ外からティールグリーンが脚を伸ばし、この2頭が3番手のオートシャンティとの差を広げていく。2頭の競り合いがしばらく続いたが、外のティールグリーンが残り100mを切るところで先頭に立つと、最後はロマンティックサンに2馬身差をつけてゴールした。

勝ったティールグリーンはスキャットダディ産駒の米国産馬。同産駒はこの世代に5頭が登録をされており、他の4頭は既にデビュー済み。そしてその4頭すべてが勝利を挙げており、本馬の勝利により中央競馬に所属している3歳世代のスキャットエディ産駒は、全頭が勝ちあがったこととなる。残念ながらスキャットダディは昨年11歳で亡くなっているが、今後も同産駒は目が離せない存在となりそうだ。
馬主は吉田和美氏、生産者は米のRFHFMaresRule。馬名の意味由来は「鴨の羽色」。

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ティールグリーン
(牝3、美浦・加藤征厩舎)
父:Scat Daddy
母:Lightning Pace
母父:Regal Classic

ティールグリーン

ティールグリーン

ティールグリーン

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