【POG】12番人気プラチナダリアが波乱を演出…中山新馬

3月6日(日)、2回中山4日目3Rで 3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、長岡禎仁騎手騎乗の12番人気・プラチナダリア(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.7(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・アナザープラネット(牡3、栗東・角居厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・レオイノセント(牡3、美浦・牧厩舎)が続いて入線した。

レオイノセント、ストロングメガロスが好スタートを切り、そこに押して上がってきたアルファスバルを加えた3頭で先団を形成。直後をアップタウンガール、プラチナダリア、トキノアイチャン、ダノンアイドル4頭がほぼ横一線で続き、その後はバラついた隊列でレースが進まれた。
3コーナーに差し掛かるとレオイノセントが後続との差を引き離しにかかる。それに合わせて他馬もピッチを上げ始めたところで直線へ。 しばらくはレオイノセントの独走だったが、直線半ばでプラチナダリアが先頭を捕らえる。外から人気のアナザープラネットが追い込んでくるも、プラチナダリアの脚色は衰えず。そのままプラチナダリアが押し切った。

勝ったプラチナダリアは兄に新潟大賞典を勝ったゴールデンダリアや菊花賞2着のあるスカイディグニティがいる良血。父ディープスカイの産駒の多くはダートで活躍しているが、血統背景から芝での活躍も期待される。
馬主は田中由子氏、生産者は新冠町の大栄牧場。馬名の意味由来は「プラチナ+冠名」。

1着 プラチナダリア(長岡騎手)
「リズムを崩さないよう、注意して運びました。少しもたつきましたが、早めに追い出す準備をしていましたし、最後までしっかり反応。使って、もっと良くなりますよ」

2着 アナザープラネット(C・ルメール騎手)
「初めてのレースにびっくりしたみたい。道中は忙しかった。でも、いい馬だし、距離も大丈夫。エンジンがかかったら、いい脚を使ってくれた」

5着 キンショードリーム(吉田豊騎手)
「前半はスピードに乗らなかったけど、途中から上がっていけた。使えば良くなるよ」

11着 アップタウンガール(田辺騎手)
「まだ体力不足。上がっていきたいときに動けなかったですね。使いつつ変わります」

15着 バンダムザミステリ(五十嵐騎手)
「直前の追い切りは動いていましたが、まだ余裕があります。息遣いも本物でなかった。いずれ変わるはずですよ」

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プラチナダリア
(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)
父:ディープスカイ
母:ナイストレビアン
母父:ノーザンテースト

プラチナダリア

プラチナダリア

プラチナダリア


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