【中日新聞杯】牡馬撃破狙うバウンスシャッセ「気持ちも男勝り」

9日、中日新聞杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、愛知杯1着のバウンスシャッセ(牝5、美浦・藤沢和厩舎)は、杉原誠人騎手を背に(レースでは田辺裕信騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、4F54.5-40.4-13.3秒をマークした。

【杉原誠人騎手のコメント】
「前走のときは少し重さが残っているかと思いましたが、その状況で勝ってくれましたからね。今日の追い切りでは前走時と比べてスッキリしている感じがしましたし、不安のない動きでした。今日の追い切りで久し振りに乗りましたが、体がしっかりしていますし気持ちも男勝りなところがあって、さすがだと思いました。今回どんな競馬をしてくれるか楽しみです」

バウンスシャッセ


前走、京都記念14着のショウナンバッハ(牡5、美浦・上原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F54.9-39.6-13.2秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「前走は、返し馬のときからノメッていましたし思っていた以上に馬場が悪かったですね。馬場を気にして走っていたので力を出し切っていませんし、レース後も息が乱れていませんでした。中間も順調です。先週しっかりやっていますし、今週は輸送を考えた内容の稽古を消化しました。良い状態でレースに臨めると思います。直線の長いコースは歓迎ですし、良馬場で改めて見直したいです」

ショウナンバッハ


前走、アメリカJCC11着のライズトゥフェイム(牡6、美浦・加藤征厩舎)は、石川裕紀人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.6-54.1-40.1-13.1秒をマークした。

【石川裕紀人騎手のコメント】
「ここまで順調にきています。今日はやり過ぎないようにという指示を受けていましたが、しっかり反応してくれて良い動きでした。前走は4コーナー辺りで勝負圏内にいたかったので早めに上がっていきましたが、今回はそれほど焦らなくていいかと思っています。どう乗るかは、先生からの指示を聞いて考えていきたいと思います。良馬場でやりたいですね」

ライズトゥフェイム

AJCC11着から巻き返しを期すライズトゥフェイム(中央)