【阪神大賞典】距離に自信タンタアレグリア「賞金を加算したい」

16日、阪神大賞典(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ダイヤモンドS4着のタンタアレグリア(牡4、美浦・国枝厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F81.6-65.9-51.9-38.4-12.9秒をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走はジョッキーも良い感じで直線に向けたと話していましたが、追い出してからは全然反応しなかったようです。道悪が応えたようですね。今日もスムーズな調教が出来ましたし、動きも良かったと思います。以前関西圏に輸送をしたときは、美浦にいるときと比べて10キロ近く減ってしまったので輸送がどうかというところはありますが、阪神コース自体は大丈夫だろうと思います。

ステイヤーとしての資質は高いですけど、道悪は得意ではないので良馬場でやりたいですね。この後は天皇賞(春)に使いたいと思っていますし、ここで賞金加算をしていきたいですね」

タンタアレグリア

蛯名騎手を背に軽快な走りを見せたタンタアレグリア(最内)



前走、ダイヤモンドS11着のカムフィー(牡7、美浦・池上和厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.4-54.6-39.9-13.5秒をマークした。

【池上昌和調教師のコメント】
「先週、今週と単走でサラッとやりました。前走の前にキッチリやって仕上げていますし、今回は関西への輸送もあるのでこれで十分だと思います。前走の馬場状態はやや重発表でしたが、実際は相当緩かったようです。少し渋るくらいならこなせますが、あそこまでいくと集中力が途切れてしまいます。競馬をしていないので、レース後も大きなダメージはありませんでした。

折り合いがついてガマンがきけばという条件付きではありますが、ステイヤーズSであれだけやれましたし、条件さえ整えば前走のようなことはないと思っています」

カムフィー