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【POG】世代最後の新馬戦を制したのはフォースリッチ!…中山新馬
2016/3/20(日)
3月20日(日)、2回中山7日目4Rで 3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・フォースリッチ(牡3、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:55.3(重)。2着には4馬身差で3番人気・ゴールドフォレスト(牝3、美浦・栗田徹厩舎)、3着には2馬身差で8番人気・ムーンシャイナー(牡3、美浦・池上和厩舎)が続いて入線した。
ややバラついたスタートの16頭。まずハナをきったのはゴールドフォレストで、2番手以下をバーナルウィッシュ、ニシノグリヨン、ダイワレンジャーと続く。G1馬アジアエクスプレスの弟で、一番人気のアジアハイウェイはその後ろにつき好位でレースを進める。
3、4コーナー中間に入ると動きが見られる。アジアハイウェイ、これをマークするようにフォースリッチが徐々に進出を開始し、先頭に並びかけたところで直線に入る。
アジアハイウェイが先頭に立つと思われたが失速。代わりに直後を走っていたフォースリッチが、逃げるゴールドフォレストを交わして先頭に立ち、差を広げていく。これを追う馬はおらず、フォースリッチが1着でゴールした。アジアハイウェイは6着に終わった。
勝ったフォースリッチは近親にダービー馬ロジユニヴァースやダート重賞を4勝したランフォルセがおり、2014年のセレクトセールにて4752万円という価格で落札された。なお、本レースで2013年産駒が出走できる新馬戦の全日程が終了した。
馬主は宇田豊氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「父名より+裕福な」。
1着 フォースリッチ(加藤征弘調教師)
「内臓面が弱く、この時期の使い出しになりました。まだまだ良くなる途上です。相手に恵まれた感もありますが、強い競馬でしたね。新馬はダート1800mしか残されていませんでしたので、ここにエントリーしました。母系はダートもこなせますし、もともと芝の長いところが向きそうに思っていたんです。次走は未定ですが、今後も楽しみですね」
4着 ニシノグリヨン(宮崎騎手)
「稽古に跨り、力があると感じていました。レース内容も上々です。乾いた馬場なら、もっとやれると思いますよ」
5着 ヤマトカジノ(内田博騎手)
「能力は感じる。使ってテンションが上がらなければ、前進できるはずだよ」
6着 アジアハイウェイ(戸崎騎手)
「まだ全体的に幼いですね。いずれ力を付けてきます」
7着 ダイワレンジャー(三浦騎手)
「最後までがんばっている。背中がいい馬。まだトモに非力さが残るから、これから良くなってくる」
12着 モンサンエルナト(木幡巧騎手)
「もっとやれると思ったのですが。テンから出していき、4コーナーで手応えがなくなりました。これからの馬です」
3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒
フォースリッチ
(牡3、美浦・加藤征厩舎)
父:ワークフォース
母:ヴァイスハイト
母父:アドマイヤベガ
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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