【フラワーC】1番人気のエンジェルフェイスが影をも踏ませず逃げ切り!

3月21日(月)、2回中山8日目11Rで第30回フラワーC(G3)(芝1800m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・エンジェルフェイス(牝3、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.3(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ゲッカコウ(牝3、美浦・高橋博厩舎)、3着にはハナ差で14番人気・ウインクルサルーテ(牝3、栗東・高橋亮厩舎)が続いて入線した。

好スタートを決めたエンジェルフェイスがそのままハナに立ってレースを引っ張っていく。2番手に内からアオイサンシャインがつけ、外にはエテルナミノルが追走。4番手にアオイプリンセスがつけ、その後ろの集団の一角にゲッカコウがつける。今日は3コーナーに入るところでもまくっていく仕草は見られず、馬群のうちで脚を溜めながらの追走。ウインクルサルーテはその外につける形となった。
4コーナーを回ったところでエンジェルフェイスが後続を突き放しにかかる。エテルナミノル、アオイサンシャインが食い下がるが、その差は広がらずとも詰まらず。かわって外からはウインクルサルーテが、内からは馬群をさばいたゲッカコウが追い上げてくる。その間からはギモーヴも必死に脚を伸ばすが、これらは2着争いまで。この争いを尻目に、エンジェルフェイスが先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったエンジェルフェイスは姉にレディアルバローザ、キャトルフィーユがいる、オーナーゆかりの良血馬。レディアルバローザが同コースの重賞・中山牝馬Sを制した際も逃げ切り、そして鞍上は福永祐一騎手であった。クラシックを間近に控えた重賞勝利は、姉の手の届かなかったG1タイトルに一歩近づく大きな勝利となった。
馬主は株式会社ロードホースクラブ、生産者は新ひだか町のケイアイファーム。馬名の意味由来は「バラの最高品種の一つ」。福永祐一騎手は日曜の阪神大賞典に続き、2日連続の重賞勝利となった。

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エンジェルフェイス
(牝3、栗東・藤原英厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ワンフォーローズ
母父:Tejano Run
通算成績:4戦2勝
重賞勝利:
16年フラワーC(G3)

エンジェルフェイス

エンジェルフェイス

エンジェルフェイス

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