ゴール前の激しい追い比べをジェラシーが制す…スイートピーS

5月1日(日)、2回東京4日目11RでスイートピーS(芝1800m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・ジェラシー(牝3、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.1(良)。

2着にはクビ差で3番人気・フロムマイハート(牝3、栗東・宮本厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・コルコバード(牝3、美浦・木村厩舎)が続いて入線した。

後手を踏んだのはクリオサンスーシとスマートアリシア。先手を主張したのはアオイサンシャインで、内からフロムマイハート、ギモーヴ、リルティングインクが並んで追走する。人気の中心コルコバードは中団から競馬を進め、ジェラシーは外を回りながら、ゆっくりと前へ進出。前と後ろで2つに別れた馬群を形成し直線へ。
先頭のアオイサンシャインに、リルティングインク、ジェラシー、フロムマイハートが並びかける。手応えよく先頭に立ったのはフロムマイハートで、前が止まらない展開で後続との差はなかなか縮まらない。内から、コルコバードがスルスルと抜けてくるも先頭までは届かず、渋太く粘るジェラシーとフロムマイハートの叩き合いの結果、クビ差前に出たジェラシーが、勝ってオークスへの出走権を手に入れた。
なお、1着と2着には5月22日に行われるオークス(G1)の優先出走権が与えられる。

勝ったジェラシーは未勝利を勝ち上がるまでに4戦を要したものの、昇級戦だった前走ミモザ賞でも2着に入線。OPの壁も難なく突破してオークスへの優先出走権を手に入れた。
馬主は近藤英子氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「嫉妬」。

スイートピーSの結果・払戻金はコチラ⇒

ジェラシー
(牝3、美浦・菊沢厩舎)
父:ハービンジャー
母:グローリアスデイズ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:6戦2勝

ジェラシー

ジェラシー

ジェラシー


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