【京都新聞杯】2億円馬ロイカバードは初コンビ池添を背にダービー出走を目論む

4日、京都新聞杯(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走きさらぎ賞3着のロイカバード(牡3、栗東・松永幹厩舎)は、新コンビとなる池添謙一騎手を背にCWコースで6F83.1-67.9-53.4-39.3-12.3秒を単走でマーク。終い軽く追われると鋭い反応を見せ、きさらぎ賞以来の休み明けでもキッチリと力を出せそうだ。

手綱をとった池添騎手も「馬場は少し重かったけど、その中でもしっかりと動けていましたね。先週、今週と調教で乗せてもらいましたが、多少、行きたがるようなところがありますね。落ち着かせて、うまいレース運びをしたいです」とダービーの出走権獲得へ意欲を見せる。

父母合わせてG1を18勝し、デビュー前から話題になっていた超良血。デビュー戦では同じセレクトセールで高額取引されたサトノダイヤモンドと対戦し2着。きさらぎ賞でも3着と敗れ、ダービーで再戦を果たすには最低でも2着以内に入って賞金を加算しなければならない。ダービーという頂点を決める最高の舞台で挑戦状を叩き付けることが出来るか。まさに注目の一戦となる。

ロイカバード

2週続けて池添騎手を背にいい動きを見せたロイカバード


ロイカバード

超良血の本馬には、ダービー出走は与えられた試練ではなく宿命だ