1番人気 浜中ミッキークイーンは2着「トップスピードの差が出た」

【有馬記念】年末の大一番、カギを握るのはグランプリ適性！

提供：重賞トレンドジャッジ
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●5月15日(日) 2回東京8日目11R 第11回ヴィクトリアマイル(G1)(芝1600m)

3.4倍の1番人気に支持されたミッキークイーン(牝4、栗東・池江寿厩舎)は直線脚を伸ばすも、勝ち馬のスピードに屈し2着に甘んじた。

「厳しい流れになるマイルによく対応してくれましたね。勝ち馬をマークしてポジションを取ろうとしました。勝ち馬とはトップスピードの差が出て、付いて行けなかったです。それでも、最後は脚を伸ばしてくれたし、よく走っていると思います」と振り返ったのは浜中俊騎手。今季緒戦となった前走の阪神牝馬Sでは、デビュー以来コンビを組み続けてきた主戦が負傷のため手替わりも、今回は待望のコンビ復活。3つ目のG1タイトルこそならなかったが、意地をみせた。

管理する池江泰寿調教師は「今日は馬の状態も良かったですし、前回はマイルという距離を考えてもゆったり運んだので、意識的に促していくよう、浜中君には伝えました」と策を明かしたが、「ジョッキーは完璧に乗ってくれましたし、馬も頑張ってくれましたよ。こちらはマイラーではありませんからね。勝ち馬に馬なりで来られましたからね。きょうはストレイトガールが強すぎました」と勝ち馬の強さに脱帽といった様子だった。

今後は状態を見つつ、検討される模様。「オーナーと判断しますが、もし、上半期に使うならば宝塚記念しかないでしょうね。もしくは休ませて、札幌記念などか。いずれにせよ、状態をチェックしたいです」とトレーナー。昨年のジャパンC以来となる牡馬との対戦となるのか、適距離で更に躍動するであろうミッキークイーンの動向に注目だ。

ミッキークイーン

コンビ復活戦を2着と健闘したミッキークイーンと浜中俊騎手