【宝塚記念】ラブリーデイ 連覇へ強力な味方ルメール「自信はあります」

22日、宝塚記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走、香港・クイーンエリザベス2世C4着のラブリーデイ(牡6、栗東・池江寿厩舎)は、CWコースでC.ルメール騎手が騎乗。終い一杯に追われると、0.5秒先に行かせた古馬オープン・トーセンレーヴを楽に捕まえて0.4秒先着。6F83.2-67.5-52.6-38.9-12.0秒でフィニッシュした。

鞍上のC.ルメール騎手は、6月4日の東京11Rでブチコに騎乗した際、放馬のアクシデントに巻き込まれて左足の甲の部分を骨折。この宝塚記念の騎乗も危ぶまれたのだが、驚異的な回復を見せて先週から復帰し、いきなり5勝。連覇を狙うラブリーデイにとっては強力な味方が好リズムで手綱をとる。強力メンバーが揃った春のグランプリで、人馬ともに完全復活をアピールしたい。



追い切り後、C.ルメール騎手の一問一答は以下の通り。

●鞍上は昨年勝ったレースをイメージ

-:今日、ラブリーデイに乗っての印象はいかがでしょう?

C.ルメール騎手:今日の追い切りはとても良かったです。先週よりリラックスして、直線でいい瞬発力を使いました。馬のコンディションはとてもいいですね。

-:いい状態で宝塚記念を迎えられると見てよろしいでしょうか?

ル:ハイ!大丈夫です。楽しみですね。

C.ルメール


-:競馬で乗るのは去年の天皇賞以来で久々となるのですが、そこから比べての変化というのはありましたか?

ル:変化はないです。去年の天皇賞は距離が長すぎました。このレースは去年勝ちました。距離と内回りでいいと思います。ポテンシャルも非常に高いです。G1も2つ勝っています。彼に乗るのは非常に嬉しいです。

-:去年(このレースでは)、強い勝ち方を見せましたが、今年、レースのイメージというのはありますでしょうか?

ル:まず、いいポジションを取りたいです。とても乗りやすいですし、直線でも頑張ってくれます。勝った時と同じような感じで乗りたいです。

-:今週は雨の予報もありまして、もしかしたら少し馬場が悪くなる可能性もありますが、そのあたりはこの馬にとってどうでしょう?

ル:それはちょっと心配しています。香港は馬場が悪くて、直線で苦しくなった。なので、馬場は心配ですね。

C.ルメール

-:いいメンバーが揃いましたが、ライバル関係はどう見ていますか?

ル:いっぱいいますね(笑)。今年の宝塚記念はメンバーが強いです。日本で一番強い馬がいます。キタサンブラック、ドゥラメンテ、アンビシャス。とても難しい競走になりそうですが、彼はこのトラックが大好きですし、ポテンシャルも高いです。だから自信はあります。

-:ファン投票では2位に選ばれました。ファンもとても多い馬です。最後にメッセージをお願いします。

ル:ラブリーデイを応援して下さい。今週はとても楽しみなレースです。日本で一番強い馬がいます。皆さん競馬場で応援して下さい!

C.ルメール

軽快な走りで先着を果たすラブリーデイ