【POG】ナリノメジャーが叩き合いをアタマ差制してデビュー勝ち!…福島新馬

ナリノメジャー

7月23日(土)、2回福島7日目6Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・ナリノメジャー(牝2、美浦・上原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.1(良)。

2着にはアタマ差で3番人気・ハルクンノテソーロ(牡2、美浦・高木登厩舎)、3着には2馬身半差で6番人気・ミスパイロ(牝2、美浦・浅野厩舎)が続いて入線した。

新馬戦らしくスタートで出遅れる馬もいる中、勝ち馬は好スタートから3番手の好位を追走。道中は終始楽な手応えで、4角で逃げたレイバックを射程圏に入れて直線へ。
直線に向いて早々と先頭に立つ。外からハルクンノテソーロが一気に差を詰めて、残り100mからの叩き合いとなったが、ゴール前でもう一伸びしたナリノメジャーが先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったナリノメジャーは今年5月に行われた千葉サラブレッドセールで2F23.6秒、終い11.0秒の好時計をマーク。上々された66頭中2番目に速い時計を記録し、3024万円(税込)で落札された。父・ダイワメジャーは早くもこの世代5頭目の勝ち上がり。日曜の函館2歳Sにもロイヤルメジャーが出走予定で、今後も2歳戦ではダイワメジャー産駒に注視する必要がありそうだ。
馬主は成塚清志氏、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「冠名+一流、父名の一部」。

1着 ナリノメジャー(田辺騎手)
「調教の動きも反応が良かったです。正直この条件は忙しいかと思っていましたが、調教の走りから考えると1200を使ったことは良い判断だったと思います。これから力を付けていけば、もっと距離があった方が競馬をしやすいと思いますし、先行して粘る以外の形の競馬も出来るかもしれません」

2着 ハルクンノテソーロ(大野騎手)
「レース後半にかけて良い感じになっていきましたし、直線では力強い走りでした。現状ではまだ緩さがありますし、使って良くなりそうですね」

3着 ミスパイロ(石橋脩騎手)
「調教で乗って、良い馬だと思っていました。この条件は少し忙しいかとも思っていましたが、ゲートを上手に出ましたし勝ちに行く競馬をしました。上手く対応して走ってくれましたね。芝も合いますし、もう少し距離を延ばして溜める競馬をしても良いかもしれません」

4着 ヤマタケシンバ(岩部騎手)
「稽古ではカーッとなる面を見せていたので、今日はスタートをフワッと出てくれてかえって良かったです。こういう競馬が出来れば、これから良くなっていくと思います」

5着 ユイノムテキ(木幡巧騎手)
「調教で乗ってバテないタイプだと思っていたので早めに動いていこうと思いましたが、勝負どころで前がカベになってしまいました。そこがスムーズならもっとやれたと思いますが、よく頑張っていますし初戦としては良い内容だったと思います」

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ナリノメジャー
(牝2、美浦・上原厩舎)
父:ダイワメジャー
母:ヴェストリーレディ
母父:Vicar

ナリノメジャー

ナリノメジャー

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