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ウインフルブルームが1年7ヶ月の沈黙を破り復帰戦V…福島テレビOP
2016/7/24(日)
7月24日(日)、2回福島8日目11Rで福島テレビOP(芝1800m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の2番人気・ウインフルブルーム(牡5、栗東・宮本厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.3(良)。
2着には1馬身1/4差で1番人気・ココロノアイ(牝4、美浦・尾関厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・マイネルディーン(牡7、美浦・鹿戸雄厩舎)が続いて入線した。
全馬ほぼ揃ったスタート。好スタートを決めたカウニスクッカとウインフルブルームが前へ行くが、ハナはカウニスクッカに。人気のココロノアイも3番手と好位追走。隊列はまとまったまま直線へ。
直線に入ると、番手から抜けだしたウインフルブルームと、内から鋭く伸びるココロノアイの勝負に。一旦はココロノアイが差を開き、そのままゴールまで粘り込むかに思われたが、ウインフルブルームが二枚腰で猛追しじわじわと差を詰めた。結局ゴール前でココロノアイを差し切り、約1年半振りの復帰戦を白星で飾った。
勝ったウインフルブルームは昨年の京都金杯以来のレースとなる長期休養明け。デビューから安定した走りを見せ、シンザン記念2着、皐月賞3着など若駒の頃から活躍していたが、怪我によりダービーを回避。その秋から復帰し、翌15年の京都金杯で念願の重賞初勝利を飾ったが、そこで再び骨折、長期離脱を余儀なくされた。実績は勿論、今回の勝利からして素質があることは言うまでもない。3歳時に果たせなかったGl制覇へ向けて、最高のリスタートを切った。
馬主は株式会社ウイン、生産者は新冠町のビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+満開。花が咲き誇る特別な一周間。父名、母名より連想」。
1着 ウインフルブルーム(柴田大騎手)
「今日は頭数は少なかったですけど、メンバーが揃っていましたからね。そのなかで勝つんですから力があります。以前はモタれる面がありましたが、今日はそういうところがありませんでしたし厩舎サイドに上手く仕上げてもらいました。折り合いがつきますし、地力もあるのでこの先が楽しみです」
2着 ココロノアイ(尾関調教師)
「ペースも流れていましたし、折り合い面に関しては乗りやすいレースになったと思います。どうしても右にモタれるところがあるので、外に出したときのロスを考えて内を選びました。多少荒れた馬場の影響もあったかもしれませんが、勝ち馬が強かったということでしょう。仕方ありません」
3着 マイネルディーン(津村騎手)
「競馬が上手ですね。良い感じで上がっていけましたし、4コーナーでは前を射程圏に入れていましたが、思ったより前が渋太かったです。最後は一杯一杯になりながらも、よく頑張ってくれました。まだまだやれますよ」
4着 アロマカフェ(内田博騎手)
「今日はペースが速くなりましたが、よく頑張っていると思います。9歳でこれだけやれれば大したものです」
5着 インパルスヒーロー(田中勝騎手)
「良い形の競馬は出来ましたが、最後に伸び切れませんでした」
福島テレビOPの結果・払戻金はコチラ⇒
ウインフルブルーム
(牡5、栗東・宮本厩舎)
父:スペシャルウィーク
母:ハナノメガミ
母父:サクラユタカオー
通算成績:12戦5勝
重賞勝利:
15年京都金杯(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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