トピックスTopics
【アイビスSD】アットウィル順調「末脚を生かす競馬の方がいい」
2016/7/27(水)
27日、アイビスSD(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。●前走、バーデンバーデンC4着のアットウィル(牡6、栗東・高橋忠厩舎)は、間隔が詰まっていることもあり、川須栄彦騎手(レースでは蛯名正義騎手が騎乗予定)を背に坂路で終いを軽く伸ばす稽古。スムーズな脚の運びで4F54.8-39.5-25.2-12.4秒をマークして最終調整を終えた。
「間隔も詰まってるので、追い切りは馬なりで。厳しいローテーションになりましたが、順調にこられたと思います。前走、正攻法の競馬で勝ちパターンのところから伸びあぐねた。オープンなら末脚を生かす競馬の方がいいかも」と高橋義忠調教師は末脚勝負を匂わせる。
3歳時のNHKマイルC以来となる重賞挑戦だが、近走のレースぶりは至って安定。「初の条件になりますが、ジョッキーからも『直線1000mを使ってみては?』と言われたんです。どういう走りを見せてくれますか」と初の直線競馬でひと皮剥けた競馬が見られるか注目となる。
●前走、函館スプリントS10着のヤマニンプチガトー(牝7、栗東・木原厩舎)は、坂路で助手が騎乗して馬なりなりのまま、4F54.2-38.5-24.1-12.2秒、ラストの2Fは11.9-12.2秒の速いラップを刻んで力強く駆け上がった。
木原一良調教師は「追い切りはやれば動くタイプだけど、ラスト11秒9-12秒2ならいいよね。函館から戻ってきたばかりだけど、これなら疲れも大丈夫そうだね」と愛馬の動きにニッコリ。
今回はデビュー44戦目にして初めての直線競馬。「あとは直線競馬への適性かな。いい面を見せてくれればいいけど」と師は慎重な構えを見せるが、新潟競馬場自体は2戦して2、3着。鞍上は千直を大の得意とする村田一誠騎手とあれば期待も膨らむ。7歳の牝馬が波乱のカギとなるかもしれない。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/18(水) 【有馬記念】過去10年で勝率0%!「圧倒的不利」の条件下で浮上する逆転候補
- 2024/12/18(水) 【阪神カップ】状態上昇中のウイングレイテストは今の馬場が鍵!
- 2024/12/18(水) 【有馬記念】アメリカで収穫を得たローシャムパークがグランプリに挑む!
- 2024/12/18(水) 【有馬記念】人間が見習わないといけない!?有馬記念に挑むハヤヤッコに迫る
- 2024/12/15(日) 【朝日杯フューチュリティS】新星誕生!アドマイヤズームが後続を突き放し完勝!
- 2024/12/16(月) 【2歳馬情報】有馬記念ウィークにグランプリホースの妹がデビュー!
- 2024/12/15(日) 【有馬記念】出走馬格付けバトル!武豊&ドウデュースを猛追する逆転候補とは
- 2024/12/14(土) 【ターコイズS】トップハンデも何のその!アルジーヌが重賞初制覇