【POG】人気薄チシャーキャットが叩き合いを制して大波乱演出!…新潟新馬

チシャーキャット

8月7日(日)、2回新潟4日目6Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、木幡初也騎手騎乗の14番人気・チシャーキャット(牝2、美浦・小桧山厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.7(良)。

2着にはクビ差で17番人気・クリップスプリンガ(牡2、美浦・的場厩舎)、3着には1馬身半差で6番人気・パルクリール(牝2、美浦・伊藤伸厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたネオレジェンド(牝2、栗東・矢作厩舎)は4着に敗れた。

ゲートをポンと出て、スッと先行。道中は新馬にしては珍しく前3頭が飛ばす展開になり、チシャーキャットは離れた2番手グループで前を追う。直線に向いたところで鞍上がゴーサイン。馬場の五分どころに持ちだされ、直線半ばで先頭に立つ勢いで上がってくるが、内からクリップスプリンガが接近。残り100mは内外やや離れての叩き合いになったが、わずかに外のチシャーキャットが制してデビュー勝ちを決めた。

勝ったチシャーキャットは半兄にダート準オープンで活躍中のキングノヨアケがいる血統。父、メイショウボーラーにとってこの世代初の勝ち上がりとなった。父の代表産駒に13年の兵庫ジュニアグランプリを勝利し、今年オープン特別を2勝しているニシケンモノノフがいる。叩き合いを制した勝負根性がオープンでも通用するか期待したい。
馬主は加藤徹氏、生産者は浦河町の三好牧場。馬名の意味由来は「小説に登場する猫の名」。

1着 チシャーキャット(木幡初騎手)
「行きたい馬を行かせて、自分のリズムで走れました。センスの良い競馬をしてくれましたね。まだ緩さがありますし、これから更に良くなってくると思います」

2着 クリップスプリンガ(的場調教師)
「思っていたより頑張ってくれました。今日は展開が向いたことはあると思いますが、それにしてもよく走ってくれました」

3着 パルクリール(柴田大騎手)
「調教の感じが良かったです。今日は少し気を遣いながら走っていましたね。1回使ってテンションが上がりそうな感じがするので、気を付けていきたいですね」

4着 ネオレジェンド(蛯名騎手)
「競馬前はカッカしていましたが、競馬に行くと集中していませんでした。この距離も少し忙しい感じがします」

5着 ホワイトファング(木幡巧騎手)
「大きい走りをしますし、ゲートを含めてセンスの良い馬ですね。すぐにチャンスが回ってきそうです」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

チシャーキャット
(牝2、美浦・小桧山厩舎)
父:メイショウボーラー
母:ナンヨーナイト
母父:クロフネ

チシャーキャット

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