藤田菜七子騎手 海外デビューはお預けで悔し涙 騎乗馬が放馬で競走除外に

2016/8/19(金) 

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提供：アナタの知らない騎手の世界

表彰式では悔し涙が止まらなかった菜七子騎手

19日、イギリスのサンダウンパーク競馬場で行われた国際女性騎手招待競走ファティマ・ビント・ムバラク妃殿下主催レディースワールドチャンピオンシップ第13戦(芝1600m)に騎乗する予定だった藤田菜七子騎手(美浦・根本厩舎)だが、騎乗馬が放馬したため、海外デビューはお預けになった。

アラブ首長国連邦アブダビのファティマ・ビント・ムバラク妃殿下が世界各国の女性騎手を招待して行う同シリーズ。第13戦はプロ、アマチュア含め、10ヶ国、10名の女性ジョッキーで行われる予定だったが、レース直前に菜七子騎手が騎乗予定のアルティメットフォースが放馬で無念の競走除外に。昨年のこのシリーズでは名古屋競馬の木之前葵騎手が第8戦を優勝していたが、流れに続くことは出来なかった。

「素晴らしい競馬場ですし、ぜひ乗りたかったです。勝ってファイナルに行きたかったのですが……。ケガは何もしていません。騎乗することが出来なくて、本当に残念でしたが、次、頑張りたいと思います」と涙ながらに語った菜七子騎手だが、11月13日(日)にアラブ首長国連邦のアブダビで行われる「第15戦ファイナル」の招待が決定。巻き返しを誓った。

• 藤田 菜七子
• (ふじた ななこ)
• 1997年8月9日生まれ
• [初免許年] 2016年
• [所属] 美浦・根本 康広
• [JRA初騎乗] 2016年3月5日2回中山3日目2Rネイチャーポイント(2着/16頭)
• [JRA初勝利] 2016年4月10日1回福島2日目9Rサニーデイズ(1着/16頭)
• [2016年度JRA成績] 195戦4勝

師匠である根本師の代理で遠征に帯同した小桧山調教師と