トピックスTopics
【POG】内から抜けたブラックオニキスが評判馬を破って勝利!…クローバー賞
2016/8/21(日)

8月21日(日)、2回札幌2日目9Rでクローバー賞(芝1500m)が行なわれ、城戸義政騎手騎乗の3番人気・ブラックオニキス(牝2、美浦・加藤和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:31.4(稍重)。
2着には1馬身1/4差で1番人気・トラスト(牡2、川崎・河津裕厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・レインハート(牡2、道営・桧森邦厩舎)が続いて入線した。
スタートでトラストがやや出負けするが、すぐに馬群に取り付く。ハナを切ったのはコスモアリオーゾ。ビービーアルボーレ、タイセイプロスパーと道営組が引っ張る流れ。ブラックオニキスはその直後をインコースで追走、ユアスイスイは馬群の中。人気のトラストは頭を上げ、やや行きたがるところを見せながら上がっていく。
直線入り口、外からトラストがジリジリと脚を伸ばす。これで決まりかと思われたが、内から狭いところを割ってきたのがブラックオニキス。経済コースをスルスルと最後まで伸び続け、先頭でゴールを通過した。
勝ったブラックオニキスは函館でデビューするも8着に敗れ、札幌に開催が替わった前走、同コースで逃げ切り初勝利を挙げる。近親に小倉3歳Sを制したリキセレナード、オープン特別を2勝したボードスウィーパーがいる血統。デビューから一貫して城戸義政騎手が騎乗しており、4年目の鞍上にとって嬉しいオープンレース初勝利となった。
馬主は岡田牧雄氏、生産者は日高町の広富牧場。馬名の意味由来は「黒瑪瑙」。
- ブラックオニキス
- (牝2、美浦・加藤和厩舎)
- 父:ブラックタイド
- 母:ラリマー
- 母父:チーフベアハート
- 通算成績:5戦2勝



川崎から参戦した評判馬・トラストは惜しくも2着に敗れた

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/10/2(木) 【毎日王冠】重賞最強データ!名手の腕か、血統のドラマか。いや、問われるは「厩舎力」
- 2025/10/2(木) 【京都大賞典】重賞最強データ!浮かび上がる絶好条件!この血統は見逃せない!
- 2025/10/1(水) 【日本テレビ盃】これが日本ダート界のエース!フォーエバーヤングが復帰戦でV
- 2025/10/1(水) 【京都大賞典】秋の大一番を見据えたドゥレッツァが菊以来の白星を狙う!
- 2025/9/30(火) 【白山大賞典】前走から中9日!ジャスパーロブストが金沢の地で初重賞制覇!
- 2025/9/28(日) 【スプリンターズS】これぞ競馬の美しさ!ウインカーネリアン・三浦皇成騎手共にG1初制覇!
- 2025/9/27(土) 【シリウスS】兄も輝いた舞台で弟も輝く!ホウオウルーレットが重賞初制覇!
- 2025/9/29(月) 【2歳馬情報】"地方の雄"の血筋!川崎記念覇者の半妹など良血馬がデビュー!