【ローズS】シンハライト終い伸び好反応 池添J「このままの状態でレースへ」

14日、ローズS(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

オークス馬シンハライトが始動する。池添謙一騎手を背に坂路コースで追われ、4F54.7-39.5-25.1-12.2秒をマーク。古馬500万のグランジャーを0.3秒追走し0.2秒先着した。

騎乗した池添謙一騎手は「前の馬についていって、最後で交わす形でやりました。テンの入りが若干、遅くなった分、全体時計は遅くなりましたが、反応はすごくよかったですよ」とコメント。2週続けて調教に跨ったが「先週は最後の1Fでフワッとしたけど、今朝は最後まで集中して走れていました。順調にきているし、このままレースに行ければいいですね」と感触は上々のようだ。

桜花賞は完全に勝ちパターンの競馬に持ち込みながら、ゴール前でジュエラーの強襲に遭い2センチ差で涙を飲んだ。桜花賞馬不在のオークスは直線、幾度も進路が塞がりながらも自らでこじ開け、一気に前を交わして優勝。最後の1冠を手にするためにここでは無様な競馬はできない。桜花賞馬との3回目の対決はどちらに軍配が挙がるのか。