【セントライト記念】マウントロブソン馬体増も太め感なし ひと追いの変化に期待

14日、日曜中山11レース・セントライト記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、日本ダービー10着のプロディガルサン(牡3、美浦・国枝厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.5-51.9-38.3-13.3をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は、大外枠から良い競馬をし過ぎたこともあって最後は離されましたが、今後に向けて良い経験になったと思います。前走後は放牧に出して、ここに合わせて順調に調整を進めてきました。先週もしっかりやっていますし、今週は前に馬を置いて終い並ぶ形でやりました。時計も良かったですし、状態は良いと思います。

競馬の体重はそれほど変わりないかもしれませんが、今のところはプラス10キロくらいあります。春に比べて体はひと回りしっかりしてきましたし、気持ちに余裕もあります。折り合いがつきますし、普通に乗れば距離も問題ありません。この後に菊花賞へ向かうか別路線に向かうか、今回の競馬を見て考えていきたいと思います」

プロディガルサン
プロディガルサン

前走、日本ダービー7着のマウントロブソン(牡3、美浦・堀厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.7-52.9-38.1-13.1をマークした。

【橋本助手のコメント】
「前走はゲートの中で少しウルさい面を見せていましたし、馬が暴れたときにスタートを切られてジョッキーのアブミが脱げてしまいました。スタートから100メートルくらいアブミが脱げた状態だったこともあってあの位置からの競馬になりましたし、終いは脚を使いましたが上位への食い込みは難しかったですね。仕方ありません。

レース後は放牧に出して、心身共にリフレッシュ出来たのは良いと思います。ただ輸送中に落鉄してクギを踏んでしまったこともあって、正直調整は遅れています。先週の時計もそれほど速くありませんでしたし、今日もいつもの当該週よりは強めにやりましたが、まだピリッとしない部分があります。このひと追いで変わってきてほしいですね。

小倉で使った頃も、動きは重かったですが地力で結果を出してくれましたし、今回も前向きに捉えて地力で頑張ってくれればと思っています。体が少し立派で体重はプラス20キロくらいかと思いますが、成長分がありますし全体的に肉付きが良くなったこともあって見た目に太め感はありません」

マウントロブソン