【日本テレビ盃】アタマ差接戦もアウォーディーがダートで無傷5連勝!重賞4勝目!

アウォーディー

9月28日(水)、船橋競馬場で交流重賞・第63回 日本テレビ盃(Jpn2)(3歳上 別定 指定 1着賞金3300万円 ダート1800m)が行われ、武豊騎手騎乗の1番人気・アウォーディー(牡6、栗東・松永幹厩舎)が勝利。勝ちタイムは1:52:0(重)。

2着にはアタマ差で3番人気・モーニン(牡4、栗東・石坂厩舎)、3着には5馬身差で2番人気・サウンドトゥルー(セン6、美浦・高木登厩舎)が続いた。なお、4着にもスリータイタン(セ7、栗東・村山厩舎)が入り、4頭出走のJRA勢が上位を独占した。

スタートからすかさずハナを切ったのはモーニン。そこにアウォーディーも2番手に押し上げてマーク。続いて、タイムズアロー、アンコイルドが続き、サウンドトゥルーは中団から。隊列が二分する展開になり、先行勢の隊列は変わらず3コーナーへ。 他馬が脱落をし始める中、手応えに勝るアウォーディーがモーニンに並びかけると直線へ。2頭のマッチレースになったところ、一旦はアウォーディーに交わされたモーニンがラスト1Fで盛り返し、追い比べはゴール前で続く。しかし、最後はアウォーディーが僅かに激しいデッドヒートを制した。

勝ったアウォーディーは母こそ天皇賞(秋)など芝で活躍したヘヴンリーロマンスだが、妹のアムールブリエ、弟のラニとダートで活躍。アウォーディー自身も昨年の夏までは芝で条件クラスにとどまっていたが、同年9月に初めてダートを使うと、そこから素質が開花。オープン入りを果たし、このところは重賞4勝をマークしている。

馬主は前田幸治氏、生産者は米のNorthHills Management。馬名の意味由来は「受賞者」。武豊騎手と同馬のコンビでこれで6勝を挙げており、武豊騎手は今年の交流重賞で6勝目となった。

【武豊騎手のコメント】
「道中の感じも、4コーナーを回る雰囲気も、いい感じでしたが、相手はG1馬ということもあり最後はヒヤッとさせられました。最後は押し切ってくれてホッとしています。本当に非常にいいコンディションだったと思いますし、自信を持っていけました。
今日を勝てば、JBCの権利が獲れるということで、なんとしても獲らないといけないという気持ちでここへ来ました。本当にまだまだこの馬と頑張っていきたいと思いますので、応援してください。今日はありがとうございました」

  • アウォーディー
  • (牡6、栗東・松永幹厩舎)
  • 父:Jungle Pocket
  • 母:Heavenly Romance
  • 母父:Sunday Silence
  • 通算成績:31戦9勝
  • 重賞勝利:
  • 16年日本テレビ盃(Jpn2)
  • 16年アンタレスS(G3)
  • 16年名古屋大賞典(Jpn3)
  • 15年シリウスS(G3)
アウォーディー
アウォーディー
アウォーディー
アウォーディー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。