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【毎日王冠】ステファノス 一気の伸びでラスト1F11.9秒「目標はあくまでもこれから」
2016/10/5(水)

5日、毎日王冠(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。
●前走、宝塚記念5着のステファノス(牡5、栗東・藤原英厩舎)は、川田将雅騎手を背に、古馬オープンのフィエロとCWコースで併せ馬。フィエロの内を0.4秒追走し、直線も軽く促しただけで鋭く反応。5F68.3-52.7-38.9-11.9秒のタイムでクビ差先着を果たした。
追い切りを見届けた藤原英昭調教師は「先週の動きも良かったけど、今週も良かったな。キープできてるよ。去年は香港帰りのレースだっただろ。あの時より調整はしやすかった。ま、目標はあくまでもこれから。次につながるレースをしてくれれば」とあくまで目標は先と言いつつ、確かな手応えを掴んでいるようだ。
●前走、宝塚記念16着のアンビシャス(牡4、栗東・音無厩舎)は、坂路でサウジアラビアRCに出走予定にダンビュライトに胸を貸して4F52.8-39.1-25.9-13.3秒を計時。
終いまで一杯に追われ、手綱をとったC.ルメール騎手は「テンの入りは少し引っ掛かったけど、やはりポテンシャルは高いね。体は大きくなってる。少し太いかな。でも、東京1800mという条件はちょうどいい。メーンターゲットは次の天皇賞。たたいて良くなると思うけど、休み明けでもチャンスはあると思います」と得意条件での巻き返しに闘志を燃やしている。
●前走、小倉日経オープン2着のウインフルブルーム(牡5、栗東・宮本厩舎)は、助手が跨り、坂路4F55.0-40.1-26.3-13.4秒で登坂。単走で力強いフットワークを披露した。
「先週の日曜日にビシッとやってるし、今週は輸送もあるからサッとやっただけ。ずっと厩舎に置いて調整させてもらってるし、順調に攻めてこれた。初めての左回りで、メンバーも一気に強くなる。テンに行く馬はいるのかな。ま、控えても競馬はできるし、無謀な競り合いは避けたい。開幕週の芝を味方につけて頑張って欲しい。そうじゃないと、今の賞金じゃレースを狙って使いにくいからね」と宮本博調教師は賞金確保に意欲を見せている。

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