【POG】ナンヨーマーズら日曜京都5Rトレセン直送トーク

●10月9日(日) 4回京都2日目5R 2歳新馬(芝1800m)

ナンヨーマーズ(牡2、栗東・清水久厩舎)は、京都大賞典に出走するキタサンブラックの調教パートナーを務めたハーツクライ産駒で、昨年のセレクトセールにて2100万円で落札。メイショウトウコン、クラフトワークといった重賞ウイナーがいる。

清水久詞調教師は「今週はキタサンブラックと併せ馬。前向きな性格をしているし、水準以上の時計で動けていますからね。初戦から楽しみ」と厩舎の大黒柱と併せた動きに納得の様子。初戦の鞍上は浜中俊騎手で、キタサンブラックにいい形でバトンタッチしたい。

ゼロメリディアン(牝2、栗東・高野厩舎)は厩舎期待のディープインパクト産駒で、最終追い切りは福永祐一騎手を背に坂路4F55.6-12.8秒を馬なりでマーク。時計そのものは地味に映るが、追われてからの反応は機敏で、いい決め手を秘めていそう。

高野友和調教師は「まだ非力なところはありますが、そこは開幕週の芝で補えませんか。折り合いの心配がないし、ゆったり走れる千八外回りという条件は合うと思います」と父譲りの瞬発力に期待を寄せる。

母に阪神JFを勝ったテイエムプリキュアを持つテイエムカクテル(牡2、栗東・五十嵐厩舎)は、新種牡馬キングズベスト産駒。国分恭介騎手を背にした中間のCWでは、6F80秒台の好時計で準オープンのパートナーを置き去りにするなど、入念に攻めを積まれてきた。

「少し気難しい面はあるけど、走り出すと問題はない。水準以上の時計も出てるし、初戦から力を出せるタイプだと思いますよ」と五十嵐調教助手も仕上がりに自信を見せており、どんなパフォーマンスを見せるか注目される。