【POG】タピザー産駒ミセスワタナベが逃げ切りV…東京新馬

10月15日(土)、4回東京4日目4Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・ミセスワタナベ(牝2、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.3(良)。

2着には半馬身差で1番人気・セイウンストリーム(牡2、美浦・水野厩舎)、3着には3馬身差で13番人気・ロージズバード(牡2、美浦・牧厩舎)が続いて入線した。

抜群のスタートを切ったのは1番人気のセイウンストリーム。しかし、ピンク帽2頭がハナを主張し、ミセスワタナベが二の脚を使って単独の先頭へ。馬群は縦長を形成し、ロージズバードは中団から競馬を進める。ミセスワタナベが大きく後続を離したまま直線へ。
手応えを残した先頭を追って、セイウンストリームが末脚を伸ばす。残り200m付近で、ミセスワタナベの鞍上ルメール騎手が手を動かし、2頭の一騎打ちの展開。しかし、ゴールまで渋太く粘りを見せたミセスワタナベが追撃を凌いだ。

勝ったミセスワタナベは現在JRAに3頭が登録されているタピザー産駒。その父タピット同様にダートでの活躍に期待がかかる新種牡馬。初戦から非凡な能力を発揮し、今後もダート路線で目が離せない1頭だ。

馬主は吉田和子氏、生産者は米のC.Kidder,N.Cole,J.K.Griggs&LindaGriggs。馬名の意味由来は「投資する主婦」。

1着 ミセスワタナベ(ルメール騎手)
「フットワークがすごく良いですね。スピードがありますし、1200でもやれると思います。ダートの短距離は合っていますよ」

2着 セイウンストリーム(勝浦騎手)
「負けはしましたが、期待通りの走りをしてくれましたしこれからが楽しみです。今日は時計も速いですし、勝ち馬を褒めるべきでしょう」

3着 ロージズバード(木幡広騎手)
「厩舎にきた当時と比べて体も絞れていますし、馬が良くなっています。今日の感じでは1400は少し忙しい感じがしますし、距離を延ばして更に良いのではないかと思います」

4着 アポロモンスター(大野騎手)
「今日は新馬戦にしてはペースが速くて、上がりがかかったことが良かったですね。レースを使いながら腰がパンとしてくれば良いと思います」

5着 コマノレジェンド(M.デムーロ騎手)
「真面目な馬ですね。今日はハイペースだった分、最後は止まってしまいました。距離は1200、1300くらいが良さそうです」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • ミセスワタナベ
  • (牝2、美浦・木村厩舎)
  • 父:Tapizar
  • 母:Foxy Friend
  • 母父:Crafty Friend

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