ジャパンカップに凱旋門賞馬ファウンドなど28頭が予備登録!

ファウンド

凱旋門賞を制した牝馬・ファウンドが登録!

11月27日(日)に行われる第36回 ジャパンカップ(G1)(3歳上 指定 定量 芝2400m)の海外予備登録馬28頭が18日に発表された。

凱旋門賞で1~3着を独占したA・オブライエン師は10頭の管理馬を登録。その中でも目玉となるのは今年の凱旋門賞を制したファウンド(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)になるだろう。16日には英チャンピオンSに出走し2着に入っている。昨年のブリーダーズCターフで優勝しているように、高速馬場への適性も十分。ジャパンカップに出走すると、凱旋門賞から1ヶ月あまりでG1を3走するハードなローテーションとなるものの、来日するようならば日本馬にとって最大の強敵となるだろう。

凱旋門賞2着のハイランドリール(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)も登録済み。昨年の香港ヴァーズ、今年のキングジョージなど、欧州の中長距離路線で常に一線級と戦って結果を残してきた馬。欧州のみならず米国・香港での勝利もある国際派。18日現在ではブリーダーズCターフへ出走する公算が高くなっている。

また、凱旋門賞は回避したものの、今年の英1000ギニー、英オークスなどを勝利しているマインディング(牝3、愛・A.オブライエン厩舎)も登録しているが、同馬は15日に行われたクイーンエリザベス2世Sで勝利、今年に入ってからのG1・5勝目を挙げている。レース後にオブライエン師が「これが今年最後のレースになると思う」とコメントしているように、出走の可能性は低そうだ。

ほか、フランスからアメリカに移籍して3連勝を飾り、G1を計5勝しているフリントシャー(牡6、米・C.ブラウン厩舎)、昨年も来日したパリ大賞勝ち馬のイラプト(牡4、仏・F.グラファール厩舎)、ドイツのナイトフラワー(牝4,独・P.シールゲン厩舎)などが登録。海外有力馬の動向にも注目しておきたいところ。予備登録馬は以下の通り。

(所属国、馬名、性齢、厩舎の順)

  • ・アイルランド
  • ベストインザワールド 牝3 A.オブライエン
  • ファウンド 牝4 A.オブライエン
  • ハイランドリール 牡4 A.オブライエン
  • アイダホ 牡3 A.オブライエン
  • ヨハネスフェルメール 牡3 A.オブライエン
  • ロングアイランドサウンド 牡3 A.オブライエン
  • マインディング 牝3 A.オブライエン
  • セブンスヘブン 牝3 A.オブライエン
  • サーアイザックニュートン 牡4 A.オブライエン
  • ユーエスアーミーレンジャー 牡3 A.オブライエン
  • ハーザンド 牡3 D.ウェルド
  • ウィックローブレーブ セン7 W.マリンズ

  • ・フランス
  • イラプト 牡4 F.グラファール
  • ニューベイ 牡4 A.ファーブル
  • ティベリアン 牡4 A.クエティル

  • ・ドイツ
  • イキートス 牡4 H.グリューシェル
  • ナイトフラワー 牝4 P.シールゲン
  • プロテクショニスト 牡6 A.ヴェーラー

  • ・アメリカ
  • フリントシャー 牡6 C.ブラウン
  • ワールドアプルーバル セン4 M.キャシー
  • ザピッツァマン セン7 R.ブルーグマン
  • アシュリーラヴズシュガー セン5 P.アートン
  • フランボイヤント セン5 P.ギャラハー
  • メタボス 牡4 P.ダマート

  • ・オーストラリア
  • ハートネル セン5 J.オシェア
  • ジャメカ 牝4 C.マー
  • ルチアバレンティナ 牝6 K.リース
  • セットスクエア 牝5 C.マー