大和屋暁オーナーのイイナヅケ 笠松競馬での移籍初戦は見送りに 次戦未定

イイナヅケ

22日、競馬ラボでは「通暁暢達」の連載でおなじみ大和屋暁オーナーが所有していたイイナヅケ(牝3、笠松・後藤正厩舎)が、10月26日(水)に笠松競馬場で予定していた移籍初戦を回避することが明らかとなった。

イイナヅケは祖母にダートの追い込み馬として名を馳せたブロードアピールがいる血統。2014年のセレクトセールにて大和屋オーナーが2268万円で落札も、デビュー前から幾度となく脚元の不安を発症。手術を余儀なくされる。ようやく態勢が整い、2歳新馬戦の始まる6月4日、3歳未勝利戦で初出走を果たすと12番人気ながら3着に好走。次戦も2着に健闘するが、9月までの計5戦で未勝利に終わった。

その後はJRAへ復帰を目指して、地方競馬へ移籍。笠松競馬の後藤正義厩舎に所属。26日に転厩初戦を予定していたが、態勢が整わないため回避となった。次戦は未定。なお、大和屋オーナーが地方競馬の馬主資格を有していないため、森川勇一郎オーナーが一時的に所有している。