【マイルグランプリ】4角先頭のセイスコーピオンが転入2連勝で重賞初制覇!

セイスコーピオン

10月26日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第23回マイルグランプリ(S2)(3歳上 別定 1着賞金2500万円 ダート1600m)は森泰斗騎手騎乗の1番人気・セイスコーピオン(牡6、川崎・八木喜厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.39.7(良)。

2着に2馬身差で7番人気・コンドルダンス(牡4、船橋・齊藤敏厩舎)、3着は2馬身半差で5番人気・モンサンカノープス(牡5、船橋・川島一厩舎)が入った。人気を分けた2番人気バルダッサーレ(牡3、大井・中道啓厩舎)は4着、3番人気ハッピースプリント(牡5、大井・森下淳厩舎)は7着に敗れた。

グランディオーソが大きく出遅れて最後方から。ノットオーソリティがハナを切り、直後にムサシキングオー、ゴーディー。その後ろに人気のセイスコーピオンが付け、ハッピースプリントも好位を追走する。3コーナーを過ぎるとセイスコーピオンが抜群の手応えで早くも先頭に立ち、15頭を従えて直線へ。
いち早く先頭に立ったセイスコーピオンの脚は全く衰えることなく一直線でゴールへ。外からコンドルダンスが追い込んで来るもゆうゆうとリードを保って南関東転入2連勝。重賞初勝利を飾った。

勝ったセイスコーピオンは中央で4勝。準オープンで2着1回、3着3回と、オープンまであと一歩のところまで迫りながら、更なる可能性を求めて南関東へ転厩。初戦のムーンライトカップを6馬身差で圧勝すると、重賞初挑戦となるここでは、地方の雄・ハッピースプリントや今年の東京ダービー馬バルダッサーレを抑えて1番人気に支持。その期待に応える快勝で、南関東に楽しみなスター候補が現れた。
馬主は金田成基氏、生産者は浦河町のアイオイファーム。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。

【森泰斗騎手のコメント】
「理想的な位置を取れましたし、手応えも抜群でしたので、勝ったなと思いながら乗っていました。中央では後ろから行っていたのですけども、こちらでは先行できるようになっていますし、まだまだ奥がありそうなので、かなり楽しみな馬だと思います。自分自身、ここに来てだいぶ体調が整ってきたこともありますし、凄く充実しています。まだまだこれからビッグレースがありますので、頑張っていきたいと思っています。今日は人気に応えられて嬉しいです。来週は川崎の方でJBCも行われますので、南関東競馬、そして僕らジョッキーにもご声援ください。今日はどうもありがとうございました」

  • セイスコーピオン
  • (牡6、川崎・八木喜厩舎)
  • 父:デュランダル
  • 母:スコーピオンリジイ
  • 母父:アジュディケーティング
  • 通算成績:43戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 16年マイルグランプリ(S2)

セイスコーピオン
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