【天皇賞(秋)】ヒカリ絶好の1番枠から逃げ切り態勢「ここならロスなく行けるね」

10月30日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)(G1)の枠順が確定した。

昨年暮れの香港カップ、今年5月の仏イスパーン賞と海外G1を2勝し、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で世界トップの評価を得たエイシンヒカリ(牡5、栗東・坂口則厩舎)は1枠1番から悲願の国内G1初制覇を狙う。

坂口正則調教師は「出遅れたら致命傷だね(笑)。ま、ここならロスなく(ハナへ)行けるし、あとはペース判断。そこは心得てるジョッキーですから。うちのがポンと行けば他の馬は控えてくれるんじゃないですかね」とコメント。逃げのスタイルを貫く構えだ。

海外で数々の実績を挙げてきた同馬も、未だ国内のビッグタイトルは手に入れていない。このレースの後は香港カップで引退するとの発表があり、最後の日本でのレースとなりそうだ。世界ナンバーワンの逃亡者は、今回も逃げ切れるか。