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【ロジータ記念】空いた内を突いたミスミランダーが悲願のS1初制覇!
2016/11/2(水)
11月2日(水)、川崎競馬場で行われた南関東重賞・第27回ロジータ記念(S1)(3歳牝 定量 1着賞金2000万円 ダート2100m)は森泰斗騎手騎乗の2番人気・ミスミランダー(牝3、船橋・佐藤賢厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.20.4(重)。
2着に3/4馬身差で1番人気・リンダリンダ(牝3、大井・荒山勝厩舎)、3着は半馬身差で6番人気・ポッドガゼール(牝3、川崎・八木正厩舎)が入った。
ディーズプリモがハナを切る。スアデラが2番手、人気のモダンウーマン、リンダリンダは並んでの3番手と好位につける。ミスミランダーはそれらの直後を馬群の中で追走、マテリアメデイカは中団から前を追って徐々に上がっていく。
3~4コーナーで各馬がまくり気味に進出、リンダリンダとポッドガゼールが大外を回す中、ぽっかり空いた内をミスミランダーが突き、コーナーワークで堂々先頭に躍り出る。残り100mでリードを1馬身半に広げ、最後もう一度差を詰めてきたリンダリンダの追撃を封じ、栄光のゴールを駆け抜けた。
勝ったミスミランダーは2歳5月に門別競馬場でデビュー、2戦目で初勝利を挙げる。11月に笠松のラブミーチャン記念を勝利すると、笠松の尾島徹厩舎に転厩。東京2歳優駿牝馬で3着と好走し、現在の船橋・佐藤賢厩舎へ。関東オークスでは地方馬最先着の2着に入り、2走前の黒潮盃で南関重賞初制覇を挙げる。前走の戸塚記念は5着に敗れていたが、鞍上の好騎乗も光る見事な走りで巻き返し、悲願のS1タイトルを手にした。
馬主・生産者は日高町の新生ファーム。馬名の意味由来は「敬称+女性の名より」。
「前走は楽な競馬であの結果でしたから、今日は馬込みで競馬しようと決めていました。4コーナーで有力馬が外に行ったので、自分はロスのない内を通ることができて、うまくいきました。明日のJBCは競馬関係者にとって憧れのレースです。チャンスある馬に騎乗しますし、今年は地方馬も例年よりチャンスのある馬が多いと思いますので、是非地方の馬と騎手を応援してください。よろしくお願いします」
- ミスミランダー
- (牝3、船橋・佐藤賢厩舎)
- 父:アッミラーレ
- 母:ミスプロ
- 母父:アフリート
- 通算成績:18戦6勝
- 重賞勝利:
- 16年ロジータ記念(S1)
- 16年黒潮盃(S2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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