【みやこS】モンドクラッセ 着実に上昇「積極的な競馬で持ち味を生かせれば」

モンドクラッセ

2日、みやこS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、白山大賞典4着のモンドクラッセ(牡5、美浦・清水英厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F56.5-41.8-13.3秒をマークした。

【清水英克調教師のコメント】
「前走はハードな競馬になりましたが、負けてなお強しというところを見せてくれたと思いますし光の見える内容だったと思います。2100は少し長いかというイメージを持っていましたが、よくこなしてくれました。前走は休み明けでしたが、今回はひと叩きしていますからね。先週水曜にハードに追い切っていますし、今週の追い切りは長距離輸送も考慮して単走でやりました。前にちょうど良い目標になる馬がいたのでそれを抜かす練習をしましたが、時計のかかるウッドでもしっかり動けていました。今回は京都1800に条件が替わるのも良いと思いますし、積極的な競馬で持ち味を生かせればと思っています」

前走、ラジオ日本賞3着のロワジャルダン(牡5、美浦・戸田厩舎)は、田中博康騎手を背に(レースでは浜中俊騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F67.0-51.3-37.4-13.6秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「先週しっかり追っていますし、今日の追い切りは併せ馬でしたが調整程度の内容でした。ここを目標に調整を進めてきて、馬の状態は良いですよ。夏場がダメという訳ではありませんが、現在の馬の元気さを見ていると涼しくなってきた方が良いと思います。フェブラリーSを使ったあとにかかり気味になっていた影響もあったかもしれませんが、ここ2戦は勝ち気で行った割りに終い甘いところを見せています。

レースのメンバーも違いますし一概には言えませんが、これまで浜中騎手が乗ってくれたときはかからずむしろズブいくらいの感じですし、馬と合っているかと思います。去年初めて重賞を勝たせてもらったレースですし、そのときと同じ浜中騎手で終いに良い脚を使ってくれればと思っています」

ロワジャルダン

併せ馬奥がロワジャルダン