トピックスTopics
函館2歳S2着の雪辱なったモンドキャンノ ルメール「マイルでもやれる」
2016/11/5(土)
2歳世代最初のG2戦。エイシンアポロン、グランプリボスといった後のマイル王が勝ち馬に名を連ねる一方、モーリス、ラブリーデイ、あのオルフェーヴルも敗れている京王杯2歳S。函館2歳S、小倉2歳Sの1、2着が揃って出走した今年の勝者は函館2歳Sで1番人気に支持されながら2着に敗れたモンドキャンノ(牡2、栗東・安田隆厩舎)。小倉2歳Sの覇者レーヌミノルを馬場の外から力強くねじ伏せた。
レース前半は少し行きたがる場面もあったが、そこは名手C.ルメール騎手がうまくなだめて中団やや後ろを追走。4コーナーを回るとスムーズに外へ持ち出しゴーサイン。前方では2番手に付けていたレーヌミノルが満を持して追い出し、残り200mからは一騎討ち。懸命に食い下がるレーヌミノルを半馬身抑えて真っ先にゴールへ飛び込んだ。
堂々の勝ちっぷりに「最後まで頑張って走ってくれました。最初は少しかかりましたが、馬の後ろに入れることが出来ましたし、4コーナーではリラックスして息を入れることが出来ました。その分直線に向いてからの反応も良かったです」とテン乗りとなった鞍上もパートナーを称える。
逆転リーディングを狙う鞍上にとっては大きな1勝。今後は父キンシャサノキセキ、母の父サクラバクシンオーという血統から距離延長がカギとなってくるが「良いスピードがあるので1400はちょうど良いですが、もう少しリラックスして走れればマイルでもやれると思います」と次のステップに太鼓判を押した。また、ロードカナロア、カレンチャンらを擁した短距離王国・安田隆行厩舎は意外にもおよそ2年半ぶりの重賞勝ち。王国復権に向けても大きな1勝となった。
京王電鉄のマスコットキャラクター「けい太くん」とピースサイン
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】輝いた復活の末脚!戸崎騎手&3歳牝馬レガレイラが優勝!
- 2024/12/23(月) 【2歳馬情報】ホープフルSデーの中山に快速女王の息子が登場!
- 2024/12/22(日) 【ホープフルS】出走馬格付けバトル!圧倒的な総合1位に輝いた来年の主役候補とは
- 2024/12/21(土) 【阪神カップ】ビッグタイトルへ好発進!ナムラクレアが重賞5勝目を挙げる
- 2024/12/21(土) 【中山大障害】返り咲いた大輪!ニシノデイジーが2年ぶり2度目V
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】元ジョッキーの注目は伏兵!G1未勝利でも能力はヒケを取らない!?
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】逃げ候補は横山典弘ダノンデサイル!「絶好ポジション」から抜け出す逆転候補
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】3年前は伏兵ズバリ!「世相」を表すグランプリで超ド級の爆穴馬が浮上