【POG】外国産馬ナイルストーリーが先手を奪って押し切りV!…東京新馬

ナイルストーリー

11月27日(日)、5回東京8日目4Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、R.ムーア騎手騎乗の2番人気・ナイルストーリー(牡2、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.1(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・オーロラエンブレム(牝2、美浦・小島茂厩舎)、3着にはクビ差で13番人気・ゲンパチマサムネ(牡2、美浦・田村厩舎)が続いて入線した。

サクラセンティーレが好スタート。ハナを切っていったのはナイルストーリーで、後続を引き付けての逃げ。3コーナーでロージアが並びかけ、この2頭が隊列を1分3秒台のスローペースで引っ張る。オーロラエンブレムは中団、フラワーシップは好位集団の直後につけた。直線に向いてもナイルストーリーが変わらず先頭、突き離しにかかる。坂を登ってその差は3馬身、これがセーフティリード。オーロラエンブレム、ゲンパチマサムネの2着争いを尻目に、1馬身1/4差をつけてデビュー勝ちを飾った。

勝ったナイルストーリーは米国生まれの外国産馬で、昨年9月のキーンランドセールにて32万5000ドルで落札された。父、パイルオブザナイルは日本に輸入されたエンパイアメーカーの2年目の産駒で、現役時代は米G1・キャッシュコールフューチュリティ、サンタアニタダービーを優勝。ケンタッキーダービーでも2着に入っており、代表産駒に15年の米クラシック三冠馬・アメリカンファラオがいる。
馬主は吉田和美氏、生産者は米のMichelleRedding&FranceWeiner。馬名の意味由来は「ナイルの物語」。

1着 ナイルストーリー(R・ムーア騎手)
「逃げるつもりはなかったが、スタートが早く、誰も競りかけてこなかったからね。道中はスムーズだったし、最後までしっかり走れた。まだ若いが、すごくいい馬だよ。この距離は少し長いように感じる。マイルがベストかな」

2着 オーロラエンブレム(C・ルメール騎手)
「とてもいい感じ。追って反応が遅かったけど、最後までしっかり伸びている。距離はこのくらいがいいね」

4着 ヘヴントゥナイト(福永騎手)
「もたれたり、馬を怖がって逃げたり。気難しいのが課題だね。直線は反応しているし、この馬のスタイルが確立できたら」

5着 エムオーグリッタ(北村宏騎手)
「スタートでも他の馬に気を遣っていた。後半になって、だんだん走りが良くなったし、これからレースを覚えてくれれば」

11着 フラワーシップ(武豊騎手)
「まだまだ良くなる途上。とりあえずレースに参加できたし、この先に期待したいね」

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