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【香港スプリント】アーサー&ファルクス 春秋チャンプがいざ世界へ!
2016/12/9(金)
記者会見に臨んだ藤岡健一調教師(左)と尾関知人調教師(右)
8日、香港スプリント(G1)の追い切りがシャティン競馬場で行われた。
●今年の高松宮記念を勝ち、前走のスプリンターズSでは直線で行き場をなくして12着に敗れたビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡健厩舎)は、助手を背にオールウェザーで4F49.4-2F21.8秒をマーク。不完全燃焼に終わったスプリンターズSの鬱憤を一気に晴らす構えだ。
藤岡謙一調教師は「前走のスプリンターズSはちょっとアンラッキーなレースだった。体調だけ整えば香港でも十分やれると思っていたので、その体調管理だけ一生懸命やってきました。到着してからも落ち着いていますし、力を発揮できるのではないかと思っています。追い切りも非常にいい動きで、状態に関しては素晴らしくいいと思っているので自信はあります」と強気なコメント。
「真ん中あたりが欲しかった」という枠順は14頭立ての13番ゲートとなってしまったが「あとはライアン(ムーア騎手)に任せるという形になると思います。内の馬を見ながらレースを進められるということで、スムーズなレースが出来るのではないかと思っています」と力強く話した。
●スプリンターズSでG1初制覇を果たしたレッドファルクス(牡5、美浦・尾関厩舎)は、M.デムーロ騎手を背に芝コースで2F25.8秒をマーク。現地入り後も順調で軽快は脚捌きが目を引いた。
管理する尾関知人調教師は昨年のサクラゴスペルに続いて2年連続の参戦。「美浦トレセンから九州に馬を運ぶよりも近いくらいの所なので、特に問題なく輸送が出来て、馬体重や体調面には問題ありません。前走のスプリンターズSと同じくらいのデキにはなるかと思います。サクラゴスペルは気性的に難しいところがあって、その辺りいろいろ気を遣いながらの調整だったのですが、今回のレッドファルクスは動じない馬なので、凄くやりやすい部分と、我々もその経験で多少動じないでいられる部分があるので、よりいい結果を出せるようにしたい。ミルコが乗った時に負けたことがなくて、1200mでも負けたことがないので、今回がそうでない初めての経験にならないように祈っています」と落ち着いた表情で話した。
スプリント路線は香港勢が日本でも活躍しているように、地元のレベルが非常に高いカテゴリだが、今年は日本から春秋のチャンピオンホースが参戦。日本馬のレベルの高さもこのレースを連覇したロードカナロアが証明している。地元勢を一気に蹴散らす活躍が期待される。
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