【POG】コマノレジーナが父譲りの末脚で大外一気の差し切り！…中山新馬

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提供：重賞トレンドジャッジ
コマノレジーナ

12月18日(日)、5回中山6日目6Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、江田照男騎手騎乗の3番人気・コマノレジーナ(牝2、美浦・菊川厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.7(良)。

2着には3馬身差で7番人気・ヴァントネール(牝2、美浦・岩戸厩舎)、3着には半馬身差で4番人気・バーミーブリーズ(牝2、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクロンヌ(牝2、美浦・菊沢厩舎)は13着に敗れた。

バーミーブリーズ、ヴァントネールが並んで先行。人気の一角ラグナアズーラは3番手。1番人気のクロンヌはその直後を追走。コマノレジーナはシンガリから2頭目、後方からレースを進める。3～4コーナーでコマノレジーナが大外から進出、先行馬を射程圏に入れて直線へ。内で粘るバーミーブリーズをヴァントネールが交わすが、その外からコマノレジーナが1頭だけ違う脚色で伸びてくる。あっという間に前を飲み込み、最後は後続をちぎり捨てて鮮やかにデビュー勝ちを決めた。

勝ったコマノレジーナの曾祖母は91年のエリザベス女王杯を勝ったリンデンリリーで、近親にはフィリーズレビューを制し、阪神JFでも2着に入ったヤマカツリリーがいる。ドリームジャーニー産駒はこの世代2頭目の勝ち上がりで、父同様回転の速いピッチ走法で見事にデビュー勝ちを決めた。
馬主は長谷川芳信氏、生産者は新ひだか町の西川富岡牧場。馬名の意味由来は「冠名＋女王(伊)」。

1着 コマノレジーナ(江田照騎手)
「テンションが高いから、攻め馬の感触からもこんなレースを想定していた。下げて壁をつくり、脚を温存できたよ。いい決め手があるし、能力は高い」

2着 ヴァントネール(丹内騎手)
「初戦からいいレースができました。競馬がわからず、大人しかったですよ。使ってテンションが上がらなければ、すぐチャンスがあります」

5着 レッドエルソル(吉田豊騎手)
「馬込みでふわふわしてしまって。外へ出してからの脚は良かった。走ってくるよ」

6着 ブライトエンジェル(松岡騎手)
「位置を取れなかった。外を回るかたちになったよ。使って上積みがある」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • コマノレジーナ
  • (牝2、美浦・菊川厩舎)
  • 父：ドリームジャーニー
  • 母：コマノラミア
  • 母父：スペシャルウィーク

コマノレジーナ
コマノレジーナ

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