キタサンブラックはJCに続いての1番人気に応えられるか

12月25日(日)、中山競馬場で行われる第61回 有馬記念(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝2500ｍ)の前々日最終オッズが発表された。

1番人気は前走のジャパンCでG1・3勝目を挙げたキタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)で2.4倍。枠順抽選会では4戦4勝と抜群の成績を残している1番枠を引き当てた。昨年は0.1秒差の3着に惜敗を喫したが、今年に入ってからは充実一途。リベンジを果たし、中山のスタンドに「まつり」を響き渡らせることができるか。

菊花賞馬のサトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が3.0倍で2番人気。正午過ぎまでは1番人気であったように、多くの支持を集めている。皐月賞3着、ダービー2着と春はタイトルに手が届かなかったが、前走はそれまでの鬱憤を晴らし、2馬身半差でG1初制覇を飾った。古馬との初対戦を制し、狙うは現役最強、チャンピオンの座だ。

昨年の勝ち馬・ゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)が8.7倍で3番人気。ジャパンCではキタサンブラックの後塵を拝して4着と敗れたが、今回はこの馬が最も得意とする中山コース。秋3走目で鋭さは一段と増してきた。1年前の輝きを取り戻し、03年シンボリクリスエス以来、史上5頭目の連覇に挑む。

4番人気はサウンズオブアース(牡5、栗東・藤岡健厩舎)で9.9倍。G1で2着3回を数える実力馬だが、意外なことに重賞は未勝利。前走のジャパンCでも2着に突っ込み、並み居るG1馬相手に先着する力走を見せた。ここは一角崩しを期待したいところ。

10倍を切るのはここまでで、以下5番人気に15.8倍で今年の宝塚記念勝ち馬マリアライト(牝5、美浦・久保田厩舎)、6番人気にジャパンC3着のシュヴァルグラン(牡4、栗東・友道厩舎)が16.5倍と続く。2016年の総決算、有馬記念を制し、グランプリの頂点に立つのは果たしてどの馬なのか。発走は第10レース、15時25分。単勝オッズは以下の通り。

• 1 キタサンブラック 2.4
• 11 サトノダイヤモンド 3.0
• 2 ゴールドアクター 8.7
• 6 サウンズオブアース 9.9
• 16 マリアライト 15.8
• 14 シュヴァルグラン 16.5
• 8 ミッキークイーン 23
• 4 ヤマカツエース 34.8
• 10 アドマイヤデウス 53.7
• 7 マルターズアポジー 56.7


• 13 デニムアンドルビー 56.9
• 15 アルバート 59.6
• 9 ヒットザターゲット 120.6
• 12 サトノノブレス 123.8
• 3 ムスカテール 145.3
• 5 サムソンズプライド 146.5

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