【POG】ディヴァインハイツがゴール前でグッと抜け出してデビューV!…阪神新馬

ディヴァインハイツ

12月25日(日)、5回阪神9日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、A.アッゼニ騎手騎乗の5番人気・ディヴァインハイツ(牝2、栗東・石坂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.9(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・ハリーレガシー(牡2、栗東・音無厩舎)、3着にはアタマ差で7番人気・エイシンルーク(牡2、栗東・藤岡健厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたファヴォーラ(牝2、栗東・藤原英厩舎)は8着に敗れた。

ネオヴェッキオ、ピンギット、エイシンルークが先団を形成。中団は大きな塊となり、その中に人気のファヴォーラ、キスミーワンス、ディヴァインハイツが追走する。
先行する3頭に後続も徐々に差を詰めて一団で直線に入るとエイシンルークがいち早く抜け出し、馬群を割ってディヴァインハイツ、外からハリーレガシーが追う。ファヴォーラは伸びを欠き、前の争いはゴール前でエイシンルークを突き放したディヴァインハイツが関西圏今年最後の新馬戦で勝ち名乗りを上げた。

勝ったディヴァインハイツの母ドバウィハイツは北米のG1を2勝。近親に仏2000ギニーを勝ったメイクビリーヴがいる血統で、クラブでの募集価格は4000万円。調教ではひと追い毎に良化傾向を示し、本番では馬群をグイッと割る根性を見せて見事に新馬勝ちを果たした。
馬主は有限会社社台レースホース、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「神聖な頂き」。

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