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【京都金杯】断然の人気に応えたエアスピネルがマイル路線の主役へ名乗り!
2017/1/5(木)
1月5日(木)、1回京都1日目11Rで第55回京都金杯(G3)(芝1600m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の1番人気・エアスピネル(牡4、栗東・笹田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:32.8(良)。
2着にはハナ差で6番人気・ブラックスピネル(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・フィエロ(牡8、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。
関東馬のミッキージョイがスッと控えて最後方からの競馬。レースを引っ張ったのはこれも関東馬のペイシャフェリスで、差がなくアルマディヴァンも続く。エアスピネルは行きたがる素振りを見せながら中団の前めに付け、その後ろにブラックムーン、フィエロが追走。ガリバルディ、アストラエンブレムは後方から終い勝負にかける。
直線に入るとマイネルハニーがペイシャフェリスを交わして先頭に立つも、並ぶ間もなくエアスピネルがトップに躍り出る。馬場の真ん中からブラックスピネルが一完歩ずつ差を詰めてくるが、その追撃をハナ差凌いでエアスピネルが2つ目の重賞タイトルを手に入れた。
勝ったエアスピネルは、新馬、デイリー杯2歳Sを連勝し、暮れの朝日杯FSでも2着とクラシックの有力候補に挙げられたが、本番では皐月賞、ダービーとともに4着、菊花賞も3着と無冠。今年はマイル路線へ矛先を向け、その初戦としてここへ出走。着差はハナ差ながら、56.5キロを背負い、自分から勝ちに行って押し切る強い内容で、モーリスがいなくなったマイル路線の主役へ名乗りを上げた。
また、鞍上の武豊騎手は31年連続となるJRA重賞制覇で、自身の記録を新年最初の重賞で更新した。
馬主は株式会社ラッキーフィールド、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+タイに伝わる伝説の竜の形をした馬」。
- エアスピネル
- (牡4、栗東・笹田厩舎)
- 父:キングカメハメハ
- 母:エアメサイア
- 母父:サンデーサイレンス
- 通算成績:9戦3勝
- 重賞勝利:
- 17年京都金杯(G3)
- 15年デイリー杯2歳S(G2)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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