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【根岸S】ブライトライン8歳でも衰え感じない動き「東京の1400はピッタリ」
2017/1/25(水)
25日、根岸S(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
●前走、チャンピオンズC15着のブライトライン(牡8、栗東・鮫島厩舎)は坂路での最終調整。助手が騎乗して4Fから51.8-37.4-25.4-13.4秒を計測。終いはやや要したが、これはいつものこと。この馬場状態で51秒台はさすがオープン馬といったところだ。
この馬を管理する鮫島一歩調教師は「元気一杯。8歳になったけど、馬体の張り、動き、元気さは相変わらずですね。年齢を感じさせないし、いい仕上がりで臨めそうです。2走前はチグハグな競馬になりましたし、前走は距離がギリギリすぎた。東京の1400mはピッタリの条件ですし、人気ほどの差はないと思いますよ」とコメント。
昨年4月のオアシスS以来勝利から遠ざかっているが、かつてはG1でも上位に入線してドバイへも遠征したことのある実績馬。高齢馬が時たま穴を空けるこの根岸Sだけに、前走の大敗からの巻き返しも十分有り得そうだ。得意の左回り、ベストの距離で復活となるか。
●兵庫ゴールドトロフィー6着からの参戦となるグレープブランデー(牡9、栗東・安田隆厩舎)は助手を背に坂路での追い切り。不良馬場発表の中、4Fから54.8-39.8-25.5-12.4秒をマークした。
「年齢的なモノもあるのか、いい頃と比べると覇気が足りない感じがしている。そういうこともあって、中間は気分転換も兼ねて障害練習を取り入れています。その効果が実戦で出てくれませんかね」と管理する安田隆行調教師。
13年のフェブラリーS勝ち馬も明け9歳となり、大ベテランの域を迎えた。勝利こそ4年ほど遠ざかっているものの、昨年はこのレースで3着に入って韓国・コリアスプリントでも3着に健闘したように、展開さえ噛み合えばまだまだ上位争いできるだけの力を持っている。一線級にどこまで食い下がることができるか、今後の進退を懸けての1戦となりそうだ。
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