【POG】早めに前を捕らえたフィアーノロマーノが3馬身半差V!…京都新馬

フィアーノロマーノ

1月28日(土)、2回京都1日目6Rで3歳新馬(芝1600m)が行なわれ、S.フォーリー騎手騎乗の2番人気・フィアーノロマーノ(牡3、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:35.0(良)。

2着には3馬身半差で3番人気・アルマローラン(牡3、栗東・西浦厩舎)、3着には1馬身3/4差で5番人気・フナウタ(牝3、栗東・今野厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたメンターモード(牡3、栗東・藤岡健厩舎)は4着に敗れた。

少しバラついたスタートから先手を奪ったのはアルマローラン。2番手にフィアーノロマーノ、タガノフレイアが続き、1番人気のメンターモードは中団前めのポジションを追走。やや縦長の展開となって、アルマローランとフィアーノロマーノが後続を離して軽快に飛ばす。
4コーナーを迎えるとフィアーノロマーノが抑えきれない手応えで先頭に立って後続を突き放す。直線半ばで大勢が決し、逃げたアルマローランが粘り込んで2着を確保。馬場の真ん中を伸びたフナウタが3着に食い込んだ。

勝ったフィアーノロマーノは、父が日本ではブラヴィッシモ、メラグラーナを輩出しているファストネイトロック、母にアメリカでG3を勝っているハートアシュレイを持つオーストラリア産馬。8月生まれということで、他馬との成長度合いが不安視されたが、終わってみれば後続に3馬身半差を付ける文句なしの快勝。勝ち時計も優秀で、西から楽しみな逸材が現れた。
馬主は吉田和美氏、生産者は豪のKiaOraStud。馬名の意味由来は「イタリアのコムーネの一つ」。

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