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ダイワキャグニーが無傷の2連勝でクラシックへ名乗り!…セントポーリア賞
2017/1/29(日)
1月29日(日)、1回東京2日目9Rでセントポーリア賞(芝1800m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の6番人気・ダイワキャグニー(牡3、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.7(良)。
2着には2馬身差で7番人気・エトルディーニュ(牡3、美浦・小桧山厩舎)、3着には半馬身差で5番人気・ジュンヴァリアス(牡3、美浦・畠山吉厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたキセキ(牡3、栗東・角居厩舎)は5着に敗れた。
好スタートを決めたエトルディーニュがまず飛び出すが、大外からニシノアップルパイがハナを主張。2番手にはダイワキャグニーが付け、人気のキセキはちょうど中団。それをマークするようにコロナシオンが追走し、バルデスは最後方に構える。
ニシノアップルパイが後続3馬身ほど離して逃げ、以下はほぼひと塊の状態で直線へ。残り400mでダイワキャグニーがニシノアップルパイを捕らえて先頭。後続もラストスパートに入るが、先に抜け出したダイワキャグニーの脚色も衰えず、まんまと押し切って連勝ゴール。人気の関西馬は前残りのスローペースになすすべなく、終わってみれば関東馬が1着から4着を占める結果となった。
勝ったダイワキャグニーは、昨年11月の新馬戦以来の実戦となったが、プラス2キロの馬体にキッチリと仕上げられ、初戦同様のセンスの良さで2連勝。人気上位に推されたキセキ、コロナシオンら関西からもクラシックを狙う良血が参戦してきた注目の一戦を鮮やかに制してみせた。
馬主は大城敬三氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。
1着 ダイワキャグニー(菊沢隆徳調教師)
「新馬も1800mで勝っていますが、そのころと比べて力強くなっています。ある程度はやれると思っていても、相手は揃っていましたからね。でも、強い勝ち方ができました。今後につながります。ジョッキーには自ら出ていって、マークされても自信を持って動くように伝えました。早めに抜け出し、イメージ通りの競馬ができました」
北村宏司騎手
「少し燃えていたけど、走りに影響ありませんでした。リズム良く前に受ける事が出来たし、直線は坂下からしっかり伸びてくれて強かったですね」
2着 エトルディーニュ(田辺騎手)
「相手は後ろにいると思っていました。勝ち馬の手応えが怪しく映りましたからね。早めに動いてたらとも思いますが、そうしたら脚をなくしたかもしれず、なんとも難しい競馬でしたよ」
3着 ジュンヴァリアス(福永騎手)
「ペースが上がらなかった。最後まで伸びているよ。気が入りすぎる面が出てきたが、それでも上手に競馬ができる。今後もくずれないと思う」
5着 キセキ(蛯名騎手)
「いい馬だよ。でも、まだ緩いからね。柔らかすぎて、いったんストライドを上げたら、収まらないくらいの動きができる。今後をストレスを与えないよう、じわじわ上がっていく競馬をさせたかったんだ。それが、きょうのところは結果に結びつかなかったよ」
- ダイワキャグニー
- (牡3、美浦・菊沢厩舎)
- 父:キングカメハメハ
- 母:トリプレックス
- 母父:サンデーサイレンス
- 通算成績:2戦2勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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