【フェブラリーS】コパノリッキー史上初の3勝目へ「マイルは合っています」

15日、フェブラリーS(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

14年、15年の同レースを連覇したコパノリッキー(牡7、栗東・村山厩舎)は、助手を背に坂路で僚馬ザイディックメア(1000万下)を大きく追走する形でスタート。最終的に約3馬身先着する4F52.9-38.2-24.7-12.3秒をマーク。先週、今週と好時計を連発した。

村山明調教師は「先週にも速い時計が出ている(CWで武豊騎手が騎乗)し、今週もそこそこ動きましたね。しっかり負荷をかけることができました」と順調な調整内容に好感触を掴んでいる。

ここ3走は5着、13着、5着と馬券圏内からは遠ざかってしまっている。「あとはレースにいって真面目に走ってくれるかどうか。色々と馬具など工夫してみたりしているんですけどね」と、いかにレースで能力を出し切るかに重きを置いている。

それでも「まあ、このレースで2勝しているし、南部杯ではレコード勝ち。マイルという条件は合っていますから」と【5.0.1.1】と勝ち切れているマイル戦に替わることを歓迎し、「あとは競馬にいってこの馬の良さを発揮できるかどうか。本気になった時の走りはすごいですからね。当日、気持ちが乗ってくれるかどうか。ジョッキーにゆだねます」と、メンバー屈指の実績と5戦ぶりにコンビを組む名手・武豊騎手の手綱捌きに期待を寄せている。

コパノリッキー