【フェブラリーS】ゴールドドリーム&ミルコ「さらに良くなってる」

ゴールドドリーム

15日、フェブラリーS(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走チャンピオンズC12着のゴールドドリーム(牡4、栗東・平田厩舎)は、M.デムーロ騎手が先週の坂路に続いて、今週はCWコースで手綱をとり、古馬1000万のリリーウイナーと併せ馬。1秒先行したパートナーを楽に捕まえるとそのまま2馬身先着してフィニッシュ。6F81.3-65.7-51.3-37.8-11.7秒で最終追い切りを終えた。

「最後で物見をしたから肩ムチを入れたぐらい。2週続けて乗せてもらったけど、先週も良かったけど、今週はさらに良くなってる感じだったよ。能力は高い馬だし、あとは当日のテンションだね。落ち着いてレースに臨みたい」と鞍上は確かな手応えを掴んでいる様子。4歳馬の活躍も目立つレースだけに、その手綱捌きは大いに注目だ。

前走、根岸S4着のキングズガード(牡6、栗東・寺島厩舎)は、CWコースで3歳未勝利のスプリングボックスを相手に0.2秒先行。道中ピタリと馬体を併せ、ゴール前で気合を付けると頭ひとつ先着してフィニッシュ。タイムは6F84.4-68.6-53.7-39.6-12.3秒をマークした。

自ら手綱をとった寺島良調教師は「中2週なのでそんなにハードにはやってませんが、前走で結構なところまで仕上げていましたからね。これで十分だと思います」と開業初のG1挑戦に気合十分。「前走は今回のマイルを見据えて、あえてゲートから出していかずに競馬をさせました。今回はそこそこの位置がとれると思いますよ。左回りだとどうしてもモタれる面があるので、今回はリングハミを試してみます。その効果も出てくれないかな」と若きトレーナーが一発を目論む。

キングズガード