昨年の覇者モーニン ムーアでも復権ならず12着「後ろからいった方が」

モーニン

●2月19日(日) 1回東京8日目11R 第34回フェブラリーS(G1)(ダ1600m)

連覇が懸かったモーニン(牡5、栗東・石坂厩舎)は12着。世界の名手ライアン・ムーアをもってしても、一連のスランプを逸することは出来なかった。

好スタートから好位を追走するも、3コーナー過ぎから手応えが怪しくなり、一杯に。直線ではついていくのがやっと。デビュー以来、最低着順でのフィニッシュとなった。

「モマれると自分から進んでいかないようですし、スタートがいいのでついていったが、ペースも速かったですね。結果的には後ろからいったほうが良かったかもしれません」とムーア騎手石坂正調教師も「『周りの馬が嫌みたい』とジョッキーも言っていました。序盤から追っつけ通しでしたものね」とコメント。結果的には内枠がアダとなったようだ。

今後については「未定です」とトレーナー。昨年の輝きを取り戻すことが出来るのか。復調が待たれる。