【フジノウェーブ記念】ケイアイレオーネが南関重賞3勝目! 年度代表馬ソルテは10着

ケイアイレオーネ

3月8日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第8回フジノウェーブ記念(S3)(4歳上 別定 1着賞金1300万円 ダート1400m)は的場文男騎手騎乗の3番人気・ケイアイレオーネ(牡7、大井・佐宗応厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.26.5(稍重)。

2着に3/4馬身差で7番人気・タイムズアロー(牡9、船橋・川島正厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・サクラレグナム(牡8、大井・福永敏厩舎)が続いた。

押してゴーディーが先手を主張するが、昨年のNAR年度代表馬のソルテも勢いが付いてその外に並びかける。差がなくサトノタイガー、ケイアイレオーネが好位を追走し、タイムズアローは中団。馬群は縦長となってソルテが3コーナーでゴーディーを交わして先頭に立つ。しかし、すぐ外には抜群の手応えでケイアイレオーネがソルテを射程圏に入れて直線へ。
ソルテが懸命に押し切りを図るも、手応えの違いは歴然でケイアイレオーネが堂々と先頭。タイムズアロー、サクラレグナムが追い上げにかかるが、的場文男騎手の豪快なアクションに応えてケイアイレオーネが力強く押し切った。

勝ったケイアイレオーネは、1月の報知オールスターCを勝っていて今年2つ目の重賞V。今回は中央在籍時の兵庫ジュニアグランプリ以来となる超久々の1400m戦だったが、スタートを決め、4コーナーでは楽に前を射程圏に入れて直線堂々の押し切り勝ち。7歳春を迎えたが、年齢を感じさせない若々しいレースぶりで完全復調をアピールした。

馬主は亀田和弘氏、生産者は浦河の富田牧場。馬名の意味由来は「冠名+しし座(伊)」。

【的場文男騎手のコメント】
「最初のコーナーのところでどうしようかと思ったのですが、“ソルテをマークだな”ということで真後ろにつけました。距離は千四でも千六でもいい馬ですから。ただ、斤量の59kg、これだけが気がかりでいたのですが。
(今日4勝の固め打ちに)応援してくれるファンの皆様、関係者のおかげだと思っています。いま、あと19に迫りましたので、7000勝を早くしたいという思いです。目標があるので、頑張って乗れますよ」

  • ケイアイレオーネ
  • (牡7、大井・佐宗応厩舎)
  • 父:Henny Hughes
  • 母:モストリマーカブル
  • 母父:Marquetry
  • 通算成績:32戦8勝
  • (うち中央通算:15戦3勝)
  • 重賞勝利:
  • 17年フジノウェーブ記念(S3)
  • 17年報知オールスターC(S3)
  • 16年大井記念(S2)
  • 13年シリウスS(G3)
  • 12年兵庫ジュニアGP(Jpn2)

ケイアイレオーネ
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ケイアイレオーネ
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