【阪神大賞典】いよいよ始動サトノダイヤモンド「心配しなくても大丈夫」

サトノダイヤモンド

15日、阪神大賞典(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

昨年の菊花賞→有馬記念のG1連勝を果たすなど、現役屈指の実力馬サトノダイヤモンド(牡4、栗東・池江厩舎)が阪神大賞典で今年初戦を迎える。CWコースで主戦のC.ルメール騎手を背に4F52.8-38.7-12.1秒をマーク。500万下の古馬フォイヤーヴェルクを追い駆ける形でスタートし、馬なりのまま先着と堂々の動きを披露した。

手綱をとったルメール騎手は「追い切りでの反応は良かったですね。首や肩回りがたくましくなっててビックリ。走りは秋と同じだけど、大人になっています」と、有馬記念以来の成長を感じ取っている。

「ここは前哨戦で、目標は天皇賞(春)。状態も、もう少し良くなってきそうなところはあるかな。神戸新聞杯の時もそうだったけど、少し行きたがるとこを見せるかも。でも、能力はある馬。心配しなくても大丈夫ですよ」と、先々を見据えながらも確かな自信を覗かせている。

神戸新聞杯では4ヶ月ぶりの実戦で2着のミッキーロケットにクビ差まで詰め寄られはしたが、菊花賞、有馬記念と3連勝。この上半期も、まずは初戦らしい状態でクリアして、次走以降に繋げたいところだろう。

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