【フラワーC】大物感たっぷりファンディーナ「順調にこれたのが何より」

ファンディーナ

15日、フラワーC(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

新馬、つばき賞を連勝中のファンディーナ(牝3、栗東・高野厩舎)は、助手を背に坂路で終いを伸ばす最終調整。鞍上が軽く気合を付けると、グイッと加速して、4F55.1-39.5-25.5-12.5秒でフィニッシュ。連勝の勢いが攻めの動きにも現れている。

高野友和調教師も「先週に速い追い切りをやっているし、今週はそれほど時計を出さないように。思った通りのフォームで走れていたし、順調にこれたのが何よりですね。まだ2戦しかしてないし、分からない面もありますが、ここ2戦を見るとゲートで大きく立ち遅れるようなことはないでしょう。どの位置からでも競馬はできると思います。重賞のメンバー。長距離輸送など、初めてのことも多い。逆に言えば、いい勉強ができると思っています。色々なことを経験してきて欲しいですね」と合格点のジャッジ。3連勝へ確かな手応えを掴んでいる。

レベルが高いといわれる今年の牝馬クラシック戦線だが、前走を上がり33.0秒の脚で楽に差し切ったこの馬の素質もクラシックの有力候補と呼ぶに十分なもの。無傷の3連勝を決めて2歳女王ソウルスターリングに挑戦状を叩き付けたい。

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