トピックスTopics
【ダービー卿CT】初の中山参戦!ガリバルディ&ロイカバードの最終追い切り
2017/3/29(水)

29日、ダービー卿CT(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
●昨夏の中京記念で重賞ウィナーとなったガリバルディ(牡6、栗東・藤原英厩舎)。前走の大阪城Sで初コンビを組んで3着、引き続き手綱を任された池添騎手を背に、坂路で4F52.4-38.0-24.2-12.1秒を馬なりでマーク。中3週でも好調を維持できているようだ。
管理する藤原英昭調教師は「調教は時計が速くなりすぎないようにやってもらった、いい動きだったんじゃないか」と好感触を掴んでいる。キャリア22戦目にして初の中山での競馬となるが、「今の中山は内が荒れてきてるし、馬場は合いそう。輸送が苦手なところがあるから、そこをクリアして欲しい。潜在能力は高い馬だから」と、輸送競馬になることを最も注意している。
前走もハンデ頭ながら上がり3F32秒8の末脚を繰り出して3着と格好は付けている。終い一手のタイプだけにレースの展開も重要になってくるが、ここで結果を残すことができれば安田記念での楽しみも出てくる。
●マイル路線に切り替えてから順調に勝ち上がってきたロイカバード(牡4、栗東・松永幹厩舎)。助手を背に坂路で4F53.5-39.3-25.3-12.4秒をマーク。障害未勝利のグレイレジェンドを1秒弱追走から互いに一杯に追われた末にキッチリ先着。
管理する松永幹夫調教師は「追い切りは地味ですが、もともと目立った動きをする馬じゃないですからね。これで十分だし、順調にきていますよ」とのことで、力を出せるデキで送り込まれる。こちらも初の中山参戦となるため「今回は中山マイルという舞台への適性がポイントでしょう」と、慎重な様子ではあった。
前走の東京新聞杯は、超のつくスローペースでブラックスピネルが逃げ切り勝ちを決めた一戦。ロイカバードは痛恨の出遅れでレースに参加することすらできなかっただけに、今回は五分のスタートを切って流れに乗りたいところ。自己条件をアッサリと勝ち上がってきたことから、即通用しても何ら不思議ではない。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/7/20(日) 【小倉記念】強い強いぞ4歳世代!夏の小倉で覚醒する「もう1頭の4歳馬」
- 2025/7/19(土) 【小倉記念】馬場バイアス炸裂!競馬の常識を覆す「外枠の追い込み馬」が狙える理由
- 2025/7/18(金) 今年も夏の福島リーディングへ!最終週に臨む【戸崎圭太コラム】
- 2025/7/18(金) 光のような球と突き刺すようなスロー!始球式で炸裂した魔球・まなみボール!【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/7/18(金) 【小倉記念】はるばる来たぜ小倉へ!過去データが証明「勝負遠征」で挑む激アツホース
- 2025/7/17(木) 七夕賞を勝つことができました【柴田大知コラム】
- 2025/7/17(木) 【小倉記念】重賞最強データ!重ハンデ上等!!血統が示す小倉適性を実証する馬!
- 2025/7/16(水) 【小倉記念】得意な条件で臨むエピファニーが再びの重賞制覇へ!