【桜花賞】3枠6番から巻き返すリスグラシュー「今回は意識的に攻めてきた」

4月9日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞(G1)の枠順が確定した。

アルテミスSの勝ち馬で、前走チューリップ賞3着のリスグラシュー(牝3、栗東・矢作厩舎)は3枠6番からリベンジを狙う。

枠順を確認するなり、矢作芳人調教師は「内目で偶数番号。最高の枠だよ」とニッコリ。「最近は後ろで競馬をしてるけど、行けるならいい位置につけたっていい。今回は意識的に攻めてきた。それだけの仕上げをしないと勝てないからね」と、この一戦にかける意気込みがヒシヒシと伝わってきた。

阪神JF、チューリップ賞とソウルスターリングに先着を許し、やや影が薄くなりつつあるが、鞍上は先週の大阪杯をキタサンブラックで制し、桜花賞5勝の実績を誇る武豊騎手。胡蝶蘭(ファレノプシス)を桜の女王に導いた名手が今度は百合(リスグラシュー)を桜の女王へ導く。