【東京スプリント】2頭の壮絶な叩き合いは重賞初挑戦のキタサンサジンに軍配!

キタサンサジン

4月19日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第28回東京スプリント(Jpn3)(4歳上 別定 1着賞金2700万円 ダート1200m)は内田博幸騎手騎乗の1番人気・キタサンサジン(牡5、栗東・梅田智厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.12.7(稍重)。

2着にアタマ差で2番人気・ブライトライン(牡8、栗東・鮫島厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・レーザーバレット(牡9、美浦・萩原厩舎)が続いた。

スタートはさほど良くなかったキタサンサジンだが、内田博騎手が押してダノングッドを交わしてハナへ。ダノングッド、サトノタイガー、ゴーディーが好位に付け、ドリームバレンチノ、レーザーバレットは中団。ブライトラインは後方に構えて末脚勝負にかける。
キタサンサジンがリードのまま直線を向くと、追いかけた先行勢は一杯。代わって外からブライトラインが猛追し、ラスト50mは壮絶な叩き合いとなるが、内でキタサンサジンが踏ん張り通してトップでゴールを駆け抜けた。

勝ったキタサンサジンは今年1月にオープン入り。これがデビュー21戦目で初の重賞挑戦となったが、近走の安定したレース運びからファンは1番人気に支持。テン乗りながら大井の馬場を知り尽くした内田博騎手の積極的な騎乗で、充実期を迎えた5歳の新鋭がベテランの追い上げを見事に封じて重賞初勝利を決めた。
馬主は(有)大野商事、生産者は新ひだか町の米田牧場。馬名の意味由来は「冠名+砂の神」。

【内田博幸騎手のコメント】
「力が物凄くある感じがしたので、スタートを決めて、ハナに行けたら行きたいなと思っていました。スタートでトモを滑らせた感じで半馬身くらい周りの馬より遅かったのですが、馬にスピードにあるので、そのまま押し切っていきました。

運のあるオーナーなのでそれにあやかって僕も優勝できましたし、馬も強かったです。僕もカラオケで『まつり』を歌わせてもらっています(笑)。この相手でもこれだけの力が発揮できるというのは、まだまだ先が楽しみな馬なので、これをキッカケにキタサンブラックのようにどんどん大きなレースを勝っていってもらえればと思います」

  • キタサンサジン
  • (牡5、栗東・梅田智厩舎)
  • 父:サウスヴィグラス
  • 母:キタサンヒメ
  • 母父:カコイーシーズ
  • 通算成績:20戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 17年東京スプリント(Jpn3)

キタサンサジン
キタサンサジン
キタサンサジン

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キタサンサジン

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キタサンサジン

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