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【ヴィクトリアM】古馬牝馬の祭典・ヴィクトリアマイルの見どころは?
2017/5/7(日)
ここで完全復活を示したい2冠牝馬ミッキークイーン
5月14日(日)、東京競馬場で行われる第12回 ヴィクトリアマイル(G1)(4歳上牝 国際 指定 定量 芝1600m)の特別登録馬17頭が発表された。
中心となるのは、昨年の2着馬で、一昨年の2冠牝馬ミッキークイーン(牝5、栗東・池江寿厩舎)。前走の阪神牝馬Sで秋華賞以来の勝ち星を挙げたが、この間もヴィクトリアM2着、エリザベス女王杯3着、有馬記念5着とハイレベルの戦いを続けてきた。この馬の持ち味である決め手が最も生きるマイルで3つ目のG1タイトルを狙う。
レッツゴードンキ(牝5、栗東・梅田智厩舎)はミッキークイーンと同世代の桜花賞馬。この馬も桜花賞から勝ち星に見放されていたが、2走前の京都牝馬Sで久々の勝利を挙げ、前走の高松宮記念も2着。終いを行かす競馬をマスターして完全に蘇った。直線の長い府中でミッキークイーンとの末脚比べは非常に興味深い。
大器といわれて久しいルージュバック(牝5、美浦・大竹厩舎)も忘れてはならない。東京コースは重賞2勝にオークス2着がある得意の舞台。毎日王冠で牡馬の強豪を斬って捨てた末脚勝負ならミッキークイーン、レッツゴードンキの同期2頭にも全くヒケを取らない。
スマートレイアー(牝7、栗東・大久保厩舎)は7歳となったが、キャリアを重ねながら渋太さを増してきた印象で、前走の京都記念ではマカヒキと2着争いで競り勝った。3カ月ぶりの実戦で2200mからマイルへの距離短縮は昨年の東京新聞杯1着と同じ。円熟の走りでG1奪取に臨む。
福島牝馬Sで重賞3勝目を挙げたウキヨノカゼ(牝7、美浦・菊沢厩舎)、阪神牝馬S15着からの巻き返しに燃える昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬クイーンズリング(牝5、栗東・吉村厩舎)、G1ホース不在の4歳勢では、昨秋以降グンと力を付けたアドマイヤリード(牝4、栗東・須貝尚厩舎)も不気味な存在。登録馬は以下のとおり。
- ウキヨノカゼ 55 吉田隼
- ミッキークイーン 55 浜中
- クイーンズリング 55 M.デムーロ
- レッツゴードンキ 55 岩田
- ルージュバック 55 戸崎
- スマートレイアー 55 武豊
- ソルヴェイグ 55 川田
- アスカビレン 55 池添
- アドマイヤリード 55 C.ルメール
- フロンテアクイーン 55 北村宏
- ヒルノマテーラ 55 四位
- ジュールポレール 55 幸
- クリノラホール 55 北村友
- リーサルウェポン 55 内田博
- アットザシーサイド 55 田辺
- デンコウアンジュ 55 蛯名
- オートクレール 55 黛
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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